「桂文枝 新春初わらい寄席」が2019年1月5日(土)、町田市民ホールで開催される。ますます磨きのかかった「創作落語」で活躍を続ける六代文枝師匠に話を伺った。
─今回の寄席の見どころなどを教えてください。
新春ですので出来るだけ笑いの多い、楽しく、皆さんで笑っていただけるネタをやらせていただこうと思っています。
─初めて落語を見に行く方へ一言お願いします。
落語ブームは本当に嬉しく思っております。最近は家でも、職場でも報告や連絡の言葉のやりとりはあっても、話し合う事が特にパソコンや携帯電話の出現で少なくなっているようです。落語はお話の芸です。話すと言う文化を大事にしていただけるように思っていただけると嬉しいですし、伝統芸能の中でも落語はわかりやすく特に創作落語はなんの予備知識もいりませんので、気楽においでくださればありがたいです。
─町田に対して思い出はありますか。
創作落語「ゴルフ夜明け前」で35年前に芸術祭大賞をいただきましたが、
町田市にゆかりのある土方歳三が好きでした。いまで言うイケメンで町田市によく出稽古に来た土方。最後は北の大地で果てた土方歳三のことを町田市に行く度に思い出します。歳三の愛した町田市がわたしも大好きです。
─最後にメッセージをお願いします。
毎年ありがとうございます。毎年呼んでいただいて気合が入ります。その年を占う落語会と位置づけていますので、今回もしっかり良いものをお届けしたいと思いますのでご期待ください! 抱腹絶倒の落語会になるよう頑張ります!
桂文枝 新春初わらい寄席
町田市民ホール、2019年1月5日(土)午後2時開演(1時半開場)。チケットは一般3700円(全席指定)。託児サービスあり(6カ月〜未就学児、500円・先着順)。
チケットのご購入・問合せは町田市民ホール【電話】042・728・4300またはHPより「かわせみオンラインチケット」へ。セブン・イレブンで受取可。