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追い求めたのはエメラルドバージン色そば粉【蕎麦・秦野特産品】

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追い求めたのはエメラルドバージン色そば粉【蕎麦・秦野特産品】

6月になると、秦野・三廻部に広がる畑には可憐な蕎麦の花が一面に咲き誇ります。豊かな水と自然の恵みの中で手塩にかけ育てられた蕎麦には、秦野を思い、蕎麦に情熱を注ぐ生産者の思いが詰まっています。

春・夏・秋の年3回収穫

丹沢そば本店の石井勝孝さん

「うちの畑では蕎麦を春・夏・秋の年3回収穫するんです。そうすることで、いつでもフレッシュな蕎麦を思う存分味わってもらうことができる」。そう話すのは、年1回の収穫が常識とされている蕎麦栽培において、多毛作の概念を取り入れ、生産から製粉、製造までを一貫して行う「6次産業化」に成功した丹沢そば本店の石井勝孝さん。

2019年夏の収穫の様子

2019年秋の収穫の様子

秦野の蕎麦を日本一にしたい

「秦野の蕎麦を日本一にしたい」と、奔走してきました。蕎麦の美味しさの指標になる「香り」や「のど越し」を左右するのは蕎麦自身が持つ「水分」だと言います。皮剥き立ての蕎麦が持つフレッシュな風味をいかに逃さず提供するか—。そこでたどり着いた究極のかたちが、自分で栽培・収穫し、自分で挽いて、自分で製造する現在のスタイルだったと言います。

土作りからとことんこだわり、気候の変化や外的要因にも負けない栽培環境を整えました。「今、うちの畑の土はふかふかなんですよ。最初はここで蕎麦が作れるのかなと不安になるような畑だったけど(笑)」と石井さんは試行錯誤の歴史を振り返ります。

“エメラルドバージン色”

こうしてできた蕎麦粉は、ほんのりとした〝エメラルドバージン色〟をしています。石井さんのお店でもお客さんの中にはそのフレッシュさを「まるで歯を磨いた後のようにすっきりとした味わいのお蕎麦」と表現する人もいるそうです。

石井さんは熱く語ります。「蕎麦の産地は全国数あるけれど、私は秦野に蕎麦をわざわざ食べにきてもらいたいんです」。そのために、今後も畑を耕し、周知のための仕掛けをたくさんしかけていきたいと話します。「蕎麦で人がよべる秦野に」。そんな思いが、こだわりのそば作りを支えています。

こんなところで育てています

石井さんが蕎麦を育てているのは、丹沢山麓に広がる秦野市三廻部のソバ農園。約3万坪を超える広大な畑では「春そば」「夏そば」「秋そば」の3期作が行われています。早くから大型トラクターや専用耕耘機を導入し、よい品質のそばの栽培を追求してきました。

広い面積を耕作できる大型トラクターを導入

小鳥のさえずりが鳴り響き、気持ちの良い風が吹き抜ける敷地内ではミネラル豊かな水が湧き出でるなど、大自然の恵みを存分に味わうことができます。

石井さんらは現在、丹沢そばと秦野の魅力を堪能できる体験・宿泊施設に夢を膨らませています。

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公開日:2019-04-11

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