レア体験満載!横浜で鉄道系フェス
横浜南部の海の街を走るシーサイドラインで年に一度のお祭り「シーサイドラインフェスタ2019」が4月13日(土)に開催されました。普段は入ることが出来ない車両基地も見学できるとあって、毎年1万人以上が訪れるという人気イベント。どんな盛況ぶりなのか、電車好きの子どもを連れて取材してきました!
開催告知はこちらの記事を参照
シーサイドラインは鉄道とバスの中間的な役割を果たす新交通システム。無人運転のため先頭にも座席があり、大きな窓から車両が走る姿が間近に見えるなど、乗り物好きはワクワクするような風景が楽しめます。
会場は、並木中央駅と直結している車両基地。駅のホームからも良く見えます。当日は、並木中央駅改札を出て右手の連絡橋から本社の建物に直接入れるほか、コストコがある道路側に正門があり、そこからも入場できます。
まずは参加券の列へ!レア車両に乗ってみた
シーサイドラインフェスタは、事前申込なしでレアな車両に乗ったり、操作体験が出来たりするところが魅力のひとつ。当日早めに行って色々と楽しめるのが、子ども連れにとっては高ポイントです。
今回は開場時間の10時を少し回った辺りで入場し、車両が洗われていく様を乗車して体験できる「洗浄車両乗車体験」の列に並びました。こちら1回100円で、小学生未満は無料。すでに沢山の人が行列を作っていて、並んでいる途中で初回の10時30分は販売締切に。初回の発車を待って、次回10時50分の参加券が販売開始され、無事ゲットしました。
1回毎の定員は100名ですが、券を購入し終わる頃には50分の回も販売を締切っていました。
待っている間に少し会場を見学。車両基地内では、もう一つ参加券が必要な「作業車両乗車体験」の受付が行われていました。作業車両とは、シーサイドラインの安全を守るドクターイエロー的な存在で、普段は夜間作業で使われているため、めったにお目にかかれない貴重な車両です。こちらは1回の定員が7名の狭き門とあって、お昼頃には販売を終了していました。来年はこちらを優先して並ぶことを決意!
いざ洗浄車両に乗車!
あっという間に時刻は10時50分となり、いよいよ洗浄車両へ。その様子は動画でご紹介!
行きと帰りの2回、大迫力の洗車が体験できました。5両編成の一番後ろに乗車すると、行きはいつ来るかわからないドキドキ感と共に列車が進行…洗車ゾーンに入った途端、轟音とともに車内からは歓声が。さらに、帰りは先頭になるため、高速で回転する両サイドのブラシが進行方向からどんどん近づいてきて、車内はまた大興奮!通り過ぎた後は窓がピカピカになっているのがよくわかりました。100円でこのアトラクション感、かなりお得な体験でした。
ステージではゆるきゃら大集合!幸野ゆりあさんライブも
続いてはステージへ。11時05分頃からの「ゆるキャラ大集合」に間に合いました。今年は(写真左から)キラキラ☆シーたん(シーサイドライン)/ざっくぅ(J:COM)/ぽすくま(日本郵便)/モノちゃん(千葉都市モノレール)/しょもたん(湘南モノレール)/けいきゅん(京急電鉄)の6体が集合。
金沢区と磯子区出身のお笑い芸人「横浜ヨコハマ」が、わらわらと集ったゆるキャラ6体に楽しくツッコミを入れながら見事に取り仕切っています。
シーサイドラインプロモーションガールの幸野ゆりあミニライブ
全国各地の鉄道事業者で展開される「鉄道むすめ」シリーズ。シーサイドライン駅務員「柴口このみ」のリアル版として活躍するのがシーサイドラインプロモーションガールの幸野ゆりあさんです。2019年度3期目の続投が決定したことを記念してミニライブが行われました。
気合い十分のゆりあさん。この4月からシーサイドラインの駅メロディに採用されたオリジナル曲「進め、みらいへ!」や、「ダンシング・ヒーロー」、キラキラ☆シーたん&横浜ヨコハマと一緒に「さくらんぼ」など4曲を披露しました。
お祭り要素いっぱいの乗り物フェス
鉄道ファンのみならず多くの人が集まるシーサイドラインフェスタは、お祭り要素も満載。沢山のキッチンカーや地元商店や工場などから23もの飲食販売ブースが出店していました。
鉄道フェス定番ともいえる鉄道各社13社がブース出店し、グッズ販売などを行ったほか、地元の金沢警察署や消防署、日本郵便からも働く車が参加していました。
車両基地内では、ドア開閉作業や車内放送の体験、地元の関東学院中・高等学校によるミニ電車とジオラマ展示など、乗り物好きにはぴったりのイベントが沢山。
最後、フェスタ目玉の大抽選会は13時30分。入場時に配られた抽選券を12時までに応募箱に投函すると、ホテル宿泊券やゲーム機、高級家電など、豪華賞品が当たる大抽選会に無料で参加できました。ステージ裏手に設置された本部の応募箱に券2枚、投函したものの、遊び疲れた幼児のぐずりがスタート…今回は二人きりだったため、大抽選会を待たずして参加を断念。この反省は来年、さらに家族や友達を誘って来場することでリベンジしたい!と心に誓い、会場を後にしました。