甲子園出場をめざし連日、熱戦が展開されているサーティーフォー保土ケ谷球場がある県立保土ケ谷公園内の「Gallery coen(ギャラリーコーエン)」で高校野球をテーマにした写真展が開かれている。
1949年に開場した保土ケ谷球場は「神奈川の高校野球の聖地」とも呼ばれ、後にプロ野球でも活躍した名だたる名選手もプレーしてきた。球場を抱える同公園では夏の大会に合わせ7年前から企画展を催し毎年、多くの高校野球ファンを楽しませている。
今年のテーマは「平成時代の神奈川高校野球」。春夏連覇を果たした横浜高校の松坂大輔投手や、奪三振記録を更新した桐光学園の松井裕樹投手の活躍を報じる当時の新聞記事などがパネル化され展示されている。
11日にギャラリーを訪れた30代の男性は「自分は『松坂世代』。新聞のパネルを見て泥にまみれながら練習に明け暮れた青春時代を思い出した」と話した。
パネル展は7月30日(火)まで(水曜休館)で観覧無料。問い合わせは同公園管理事務所【電話】045・333・5515へ。