親子三代にわたり、同じ女子美術大学短期大学を卒業した3人による「三代展」が開催される。
松下幸子さん(83)と娘の菊池美砂子さん、孫のきくちゆーりさん、宮前区内宮崎に同居する3人の作品約120点が並ぶ。
母の幸子さんは、就職・結婚を機に川崎に。自宅兼アトリエでは、30年に渡り絵画教室を主宰。美術協会に入り書をはじめ、ボランティアで行う読み聞かせ会で使う小道具なども制作している。娘の美砂子さんは、短大在学時に海外で見た、仏蘭西人形とも呼ばれるビスクドールに魅せられ没頭。窯を持ち、アンティークをオリジナルとした複製・再現や創作人形を制作している。孫のゆーりさんは絵がメイン。クレヨンやサクラパステルなど身近な画材を使用し、身近でない仕上がりで魅せる。
母娘孫での展示会は初。「三世代に渡る作品展はあまりないのでは。どの世代も楽しめるはず」と、3人口々に来場を呼び掛けている。
三代展は宮前市民館2階宮前市民ギャラリーで8月30日(金)から9月4日(水)。午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。
当日の問合せは美砂子さん【携帯電話】090・4724・1726へ。