色の異なる稲で「令和」の文字とハートマークを描いた田んぼアートが、中井町役場南側の水田で見ごろを迎えた。
町の募集に応じた農作物収穫体験の参加者が、田植えと夏場の草取りをして米を栽培。県内で開発されたうるち米の「はるみ」、もち米「喜寿糯(もち)」と「緑米」の3品種を植え、図柄を表現した。
台風15号による影響も心配されたが、9月下旬の時点で、黄金色に色づく水田に黒味を帯びた緑米の稲穂が「令和」とハートをくっきりと浮かび上がらせている。
10月26日(土)に稲刈りをする予定。それまでは万年橋そばの歩道から田んぼアートを観賞できる。
安納芋など収穫体験
中井町は、11月9日(土)に実施する収穫体験の参加者を募集している。午前9時と10時からの2回。それぞれ開始30分前までに中井中央公園内にある里やま直売所に集合。みかんとダイコン、ニンジン、サツマイモの「紅はるか」「安納芋」を収穫し、畑でとれた野菜を使った豚汁を味わう。
参加費1人1500円(公園のカフェなどで使用できる地域通貨500円分プレゼント)。未就学児無料(収穫物の配布はなし)。定員60人。10月15日(火)締め切り。
申し込みは中井町産業振興課【電話】0465・81・1115。町ホームページでも受け付けている。