【体験取材レポ】横浜南部市場ブランチの穴場スポット〝本当の市場〟水産棟の土曜市に行ってみた!

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【体験取材レポ】横浜南部市場ブランチの穴場スポット〝本当の市場〟水産棟の土曜市に行ってみた!

9月にオープンし賑わう新商業施設「横浜南部市場ブランチ」。その奥に、横浜市中央卸売市場南部市場の名残を残す水産棟があるのをご存じでしょうか? 毎月、第1・第3土曜日に「土曜市」を開催し、一般開放されています。〝市場らしい市場〟が体感できると聞き、早速行ってみました!(取材日:2019年10月19日)

土曜市の開催は午前9時から11時まで。ブランチのオープンで「駐車場が混んでるよ」と話を聞いていたので、9時前に南部市場に到着。小雨がぱらつく空模様だったせいか、駐車場待ちの車はなく、場内も空車が目立ちます。

開店前のブランチ各店を横目に奥に進むと、一面に広がる芝生広場の奥にはためくのは、水産棟土曜市ののぼり。

案内の向こうには、ブランチとは対照的な市場らしいたたずまいの建物がみえます。

水産棟が見えてきました!

さあ、いよいよ水産棟の中へ

水産棟入口にあるのは「ワタナベ水産」。店頭には新鮮そうな魚介類がきれいに並んでいる。「いらっしゃい! ヤリイカ1皿500円、毛ガニ1杯1000円がお買い得だよ!」と大きな声で呼び込むのは、渡部兄弟。

ワタナベ水産の渡部兄弟

「このイワシはお刺身にできる?」「切り身にしてくれる?」などお客さまの様々な要望にも、元気に対応!「毎回毎回、旬のおすすめを用意していますので、お気軽に声をかけてください!」とのこと。

市場ならではの品ぞろえ

奥にも複数の店舗が続く。続いて水産業協働組合の理事長を務める瀧澤博社長の「横浜淡水」へ。「値段だけでなく、市場ならではの品ぞろえを見てほしいね」と瀧澤理事長。また、雰囲気や活気を体験し、スーパーにはない〝非日常〟を味わってほしいとも。

タラバガニを手にする瀧澤理事長

「建物も古いし、照明も暗いし、キラキラしてないけど、ここでしか出来ないこと、やっていくよ」。確かに生イクラや生シシャモ、こんなに大きなタラバガニはスーパーには絶対にない!!…と納得。

「海鮮カニ汁」は早い者勝ち

9時30分からは土曜市名物の「海鮮カニ汁」のサービスも。開始前から長蛇の列に。先着約200杯と聞き、急いで並びました。列は長かったのですが、さほど待つことはなく順番がやってきました。

目利きのプロが作るカニ汁

ワタリガニの半身が入っています!出汁がしっかり出ていた美味しい。寒い日にはたまらない!!! 「毎回、これを目当てに来ています。大人気なんですよ」という常連さんも。約20分ほどで品切れとなりました。

プロの調味料や食材が並ぶ

カニ汁の配布場所から1ブロック先にある「山本水産」には、海産物から加工品まで幅広くそろいます。「プロが使う調味料や食材がそろってるよ」と2代目の岡村慶太さん。「これから年末にかけてたいへん賑わいますね。お正月の食材探しに皆さんこられるようです」

2代目の岡村慶太さん

「今日は北海道のブリが美味しいよ」と声をかけてきたの「神水産」。13㎏以上のブリが脂がのっていて最高なんだよ、と。目の前でさばいてくれます。

市場の人に教わる

この水産棟は、約20店が並ぶまさに魚介類の見本市。料理人らが買い出しくる姿もちらほら見られます。「これは煮つけがおすすめ!」とか「刺身で試してみて」とか、市場の人たちとの会話も楽しい。頼めば、捌いてくれる店もあるので、是非利用してみてください。

年末は特に込み合うので、早めの時間がおすすめです。 一度、いってしまえば独特の雰囲気にトリコになること間違いなし!

 

〈店舗情報〉
横浜淡水/山久横浜森増/西立水産/南部八徳/横浜金鱗水産/海新/明晃水産/山本水産/大協食品/活魚センター/横浜水産/大丸/松井商店/神水産/横浜金重水産/山力小塚水産/丸八水産/貝宝/ワタナベ水産/ふぐ商

住所

神奈川県横浜市金沢区鳥浜町1-1

横浜市南部市場水産棟
シーサイドライン「南部市場駅」徒歩すぐ

問い合わせ

横浜南部市場水産業協同組合

電話

045-779-2744

045-779-2744

ホームページ

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公開日:2019-11-11

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