【お知らせ】
2022年も12月は30日までの営業。通常はお休みの28日(水)も営業します!2023年は1月5日(木)から営業です。
川崎市宮前区と横浜市青葉区の市境付近にある川崎市北部市場。これまで、「入門編」・「探索編」・「市場メシ」とレポート取材してきました。
だいぶ馴染みがでてきた「川崎市北部市場」。今回は年末が近づいた2019年12月の取材なので、年末年始の準備に役立つ情報をお伝えします。
お正月のテーブルのしつらえ
川崎市北部市場内にある「関連棟」にはこれまでのレポートでご紹介してきた以外にも、様々な商品を扱うお店があります。基本的には市場なのでプロ向けの商品ですが、もちろん一般消費者が購入することも可能。そこで、お正月テーブルウエアを「関連棟」の商品で用意してみました。
食器はすべて、関連棟の南通りの67番(有)青木商店うつわ店からお借りしたものです。これらの食器は、撮影日にお店にあったもので、現品限りのものなどもありますので、是非実際に行って好みの器を探してみて下さい。
黒豆やきんとんは、南通りの62番(株)築地フーズで購入できます。黒豆やきんとん以外にもお正月料理が購入できるお店です。
買っておくと役立つお惣菜
ナガイミートの唐揚げ:関連棟南通り65番
毎週土曜日の朝市で大人気のナガイミートの唐揚げ。なんと100g99円というお買い得価格!
鶏もも肉を秋田の安藤醸造の麹で漬け込み、唐揚げ粉と卵を混ぜた衣を付けてカラッと揚げます。衣は薄く、しかし中はふっくらジューシーです。土曜の朝6時から販売、9時ころには売り切れることも。12月28日(土)は行列間違いなし。
マツモトミートの焼豚(チャーシュー):関連棟南通り70番
豚もも肉を自家製タレに漬け込むこと5日。ロースターでじっくり焼き上げたマツモトミートの自家製チャーシューは毎日販売。土曜の店頭では試食サービス有。2018年の年末には、1日で1t近くの焼豚が朝8時半ごろには完売したとの事。一度は食べてみたい、大人気商品です。100g200円はびっくりです。
定番の豆・どんこ・昆布
お正月といえば煮物。そして煮物に必須のお出汁!日本産の原木干し椎茸のどんこ(写真左)は200gで1,750円。写真中央の利尻昆布は200gで1,850円。利尻昆布は澄んだお出汁ががとれるので和食料理屋さんでは必須とのこと。きれいな煮物ができる、かも。
そして、丹波の黒豆。撮影日の2019年12月3日にはまだ今年のお豆は届いておらず、写真(右)のお豆は2018年産のもの。残数僅かです。2019年産は近日中に入荷予定。価格も未定ですが、大体300g1,400円前後の予想、との事でした。黒豆の調理法が書かれた紙もあるので、是非自家製黒豆に挑戦してみて下さい。
以上すべて、関連棟中通り38番、睦屋大橋商店で購入できます。こちらのお店では、小豆や大豆などのを昔ながらの量り売りをしているので、必要なだけ購入することもできます。
贅沢なお酒とつまみ
お正月はいつもより、ちょっと贅沢をしたくなる時期。
関連中通り52番の宮川では「巻機 純米吟醸」(1升3,100円)という日本酒を買うことが出来ます。このお酒は新潟県の高千代酒造のもので、「純米吟醸」は取扱店限定品。巻機山の恵みで出来ているお酒なので、宮川では毎年巻機山の奉納登山に参加されているそうです。
写真のつまみは「このわた:ナマコの内臓の塩辛」(80g1,600円)と「磯雫 ばくらい:ホヤとこのわたで作る塩辛」(180g2,200円)。どちらも珍味では高級品。お正月には是非食べてみたいですね。関連棟北通り17番の(有)北部十七番山本商店で販売しています。
また、ここでは北海道産のシシャモの新物も発見。1尾180円、1ケース20尾入3,600円。一度は食べてみたい、北海道産のシシャモです。
お酒の宮川には、最近テレビCMで話題の「八海山 あまざけ」もあります。
買い出し中に立ち寄りたい市場メシ
年末は何かと忙しく時間もないので、買い出し途中にぱぱっと食べられる、市場の売り場にある食堂を3店舗ご紹介。どの店舗も年末は行列必至ですが、進みも早いので是非チャレンジを。各店舗、セルフサービスです。
あ麺んぼ:水産棟
水産棟にある「あ麺んぼ」は中華がおいしいお店です。ラーメン600円、タンメン800円、チャーハン600円、日替わり定食850円、などなどです。店内左側に食券の販売機があるので、食券を買って店内で食べられます。市場内が落ち着いてくる10時過ぎには、店頭にテーブルと椅子が並びます。寒い朝に温かい汁ものは魅力的ですね。
市場食堂楽まる:水産棟
同じく水産棟にある「市場食堂楽まる」は定食やそば・うどんなどが食べられます。カウンター脇に食券の販売機があり、楽まる定食850円、ミニネギトロ丼とそばうどんセットが700円、月見そばうどんが350円、などなど。
また、店頭の黒板に書かれたメニューも。こちらのオーダーも券売機でOK、同じ価格の食券を買って食べたいメニューを伝えて下さい。
富士弁:青果棟
「富士弁」は青果棟にあります。外の券売機で食券を買って中で受け取り、中のカウンターまたは外のテーブルで。かけそば・うどん350円、天ぷらそば・うどん450円など。中でも人気はカレー450円、豚モツ700円です。また、定食のほかおにぎりやおいなり、お弁当の販売もあります。
関連棟内の地図
市場内の店舗にはすべて番号が付いています。そして北通り→中通り→南通りと番号が大きくなっています。行きたいお店の番号を確認すると、大体の場所がわかるので便利です。
年末年始の営業日などなど
北部市場関連棟は、毎週土曜日は「関連朝市」を開催。12月は豪華イベント盛りだくさんです。市場は12月30日までの営業です。12月31日から1月4日はお休み。初売りは1月5日です!