小田急線開成駅前にある「開成駅前第2公園」は鉄道ファンの聖地!?1963年~1999年まで活躍した、あの小田急ロマンスカー3100形の先頭車両が展示されている…なんてことは、まさに知る人ぞ知る街かどネタでしょう。
愛称は「ロンちゃん」
廃車とともに2001年に開成町が小田急電鉄から譲渡してもらった、往年の小田急ロマンスカー3100形。当初はテントに覆われていましたが、2016年からテントを撤去して、いつでも見られるようになりました。
その名も「ロンちゃん」。ロマンスカーの展示を記念して開催されたロマンスカーフェスティバルに合わせて、愛称を一般募集。253作品の中から「ロンちゃん」に決定しました。
運転手さんに!毎月車内を開放
「ロンちゃん」は毎月第2、第4日曜日の10時から15時まで車内が開放されています。「ロンちゃん」にお子さんと一緒に乗って運転席に座った姿を撮影、なんて色々楽しめそうです。
※7月20日~8月31日の夏季期間は、毎週土曜・日曜と8月12日~16日の5日間、車内開放されます。
ロンちゃんぴかぴかに
長年風雨にさらされて老朽化が目立っていた「ロンちゃん」ですが、2018年に「クラウドファンディング型ふるさと納税」で塗装修繕費を捻出。2019年4月に全面塗り替えが行われました。ぴかぴかに輝くロンちゃんが、今日も訪れる人々を待っています。
小田急ロマンスカー3100形
1963年~1999年まで活躍。小田急電鉄では初となる、前面パノラマ展望席を実現。「ロマンスカー=展望席」のイメージを確立。36年間の活躍に幕を下ろしましたが、展望席のコンセプトは後のロマンスカーに継承されている。