新型コロナウイルス感染症の影響により、リモートワークなど新しい働き方を求められている今、神奈川県・葉山で人気のコンパクトデザインホテル「SCAPES THE SUITE(スケープス ザ スィート)」では3月10日から、新たな宿泊プラン「ゼロ・リセット・ステイ」を提供しています。
日々の喧騒からの『エスケープ』先として提案している同ホテル。4室しかないお部屋は「全てスイートルーム」で、ミシュランガイドの『4つ星ホテル』も獲得。スタッフの谷津倉絵梨さんは「こんな状況の今だからこそ、自分本来の在り方や人とのつながり、大切なものを見つめ直す機会にしてもらえたら」と、プラン提供に至った想いを語ってくれました。
早速『ゼロ・リセット・ステイ』を、おひとりさま体験!
16時のチェックインにあわせて部屋に案内してもらうと、ウエルカムドリンクに冷えたシャンパンとパティシエ特製スイーツという嬉しいおもてなし(公式HP特典)。
泊まった部屋は「Mandarin orange」。各部屋のイメージカラーに合わせたインテリアや香り、音楽などが五感に訴えてきます。スリッパ代わりに用意されていたのは葉山の人気店「げんべい」のビーチサンダル(お土産に持って帰れます)。素足にビーサンが気持ちいい!目の前の海にも気軽に出られます。
このプランでは「心の余計なものをそぎ落とし、新しい余白を感じることを導く」をテーマに、3つの体験ができます。
①歩く『 葉山一万歩プラン』
自宅がある横浜から1時間ほどの距離の葉山ですが、実は訪れるのは初めて。マウンテンバイクを借りて海岸通りを散策すると、「別荘地」というイメージそのままに、波音が心地よい静かな街並みの中、横浜でもおなじみのマーロウやブレドール、ラ・マレードチャヤのほか、女子旅にぴったりなおしゃれなお店が点在していました。翌朝は自分の足で歩いて散策。海と山に囲まれた自然のなか、葉山の人たちの穏やかな人柄やライフスタイルに触れ、心が徐々に溶きほぐれていく感覚に・・・。
②描く『atelierプラン』
絵を描くなんて何十年ぶり?!な私でしたが、絵本の世界のようなパステルアートに、つい時間を忘れて没頭。色を選んで1枚の絵を作り上げていく作業は、童心にかえった気持ちになれます。部屋やテラスだけでなく、キャンバスを外に持ち出して描くのもいいですね。
③したためる『 letterプラン』
寝る前の時間。インクにペンを浸し、家族への想いめぐらせながら綴りました。予約時に「誰にどんなシチュエーションで書きたいか」を伝えれば、その人にぴったりのレターセットや文具を用意してくれるそう。大切な人や未来の自分に充ててメールではなく、紙に文字を書くという時間。簡単には消せない文字、だからこそ色々考え、ゆっくりと一文字ずつ丁寧に書く。こんな贅沢な時間はないかもしれません。
3つの体験は、忙しい毎日のなかで忘れていた「大切なもの」に気付くきっかけになりました。
「全室スイートルーム」のおもてなし
テラスで食べる朝食
実は秘かに楽しみにしていたのが、朝食!お部屋にもってきてくれるので、天気がよければテラス席でぜひ。ふわっふわのオムレツに朝採れの三浦野菜、天然酵母パンとコンフィチュール、季節のスムージーなど美味しさと健康を兼ね備えたメニューばかり。澄み渡る空気のなか、幸せな1日がスタートします。
女性に嬉しいアメニティ
バスアメニティは英国王室御用達「モルトンブラウン」。お部屋のミニバーも無料で葉山ビールやミネラルウォーター、自分で淹れる珈琲セットなどが揃い、ホテルのおこもりを存分に楽しめました。
貸し切りのジャグジー
屋上のジャグジーは滞在中1回貸し切りにできるので、ぜひサンセットや朝の時間を狙って予約を。極上の景色を望むことができます。
BOOK ライブラリー
設備はもちろん、スタッフの方のおもてなし力も感動レベルです!
海を一望できる部屋には、常に心地よい波音がBGMとして流れてきます。横浜にも海はありますが、葉山の海は波音を聞いてるだけで自然と呼吸が整い、穏やかな気持ちに。TVやスマホから離れ、何時間でも聴いていられるから不思議です。天気が良ければ真正面に富士山も!葉山は富士山が美しく見える絶景スポットでもあるんですね。
ただ休息するだけでなく、葉山のまちを存分に味わい、動くことで疲れを癒す。五感をフル活用させることで新たな発見があるかも?忙しい人にこそぜひ体験してほしい、そんなプランでした。