新型コロナウイルス感染症の影響による市政だよりの休刊などで、今必要な情報が地域に届きにくくなっている。
宮前区全町内・自治会連合会(持田和夫会長)では、掲示板を活用して地域住民に向けた情報発信を進めている。宮前区役所が発行する「みやまえ通信」を一部抜粋、字を大きくし読みやすく再編集したチラシを今週、区内の町内会・自治会が所有する掲示板に掲示した。紙面には「心身ともに健康にすごすために」として3つの心得などが紹介されている他、各種相談窓口も掲載されている。
持田会長は「回覧板をまわすのも難しい状況もある。行政からの大切な情報をお届けすることで皆さんの安心安全な暮らしに貢献していきたい」と話す。
暮らしを支える縁の下の力持ち
町内会・自治会は、暮らしやすいまちづくりのために日々活動している。防災訓練や防犯パトロール、子どもや高齢者の見守り活動、地域の親睦を深める盆踊りの開催なども活動のひとつ。普段なにげなく過ごしている公園が綺麗なのも実は町内会・自治会の活動のたまものだ。
「こんな時だからこそ困ったときはお互い様という精神で支え合うことが大切。”ご近所さん”同士の関係を築くことが町内会・自治会の役割でもあります。今、できることを進めてまいります」と持田会長。
加入などの問い合わせは事務局(宮前区役所地域振興課)【電話】044・856・3135へ。