【潜入レポ】保護者が「ハマ弁」を実食!リアルな声を聞いてみました

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小学校の時には気にしなくてよかった子どものお昼問題。「中学校は給食ないんだよね?」「毎日お弁当作れるかな…(汗)」「忙しくて作れない時にはコンビニパンお願いしちゃうかも!」。記者の娘(小6)も来年中学校なので、周りのママたちも色々と気になっているようです。週5日間お昼を用意しなければいけない・・・。共働き家庭が増えてきたなかで、心配するのも当然ですよね。育ち盛りの子どもたちに欠かせない大事な「食」のことですし。

で、その中で出てきたのが「ハマ弁ってどうなの?」という素朴な疑問。確かにハマ弁は我々の中学生時代にはなかったシステムなので、ものすごーく気になります。

まず「ハマ弁」ってなに?

横浜市が中学校給食の代わりに実施している配達弁当のこと。

横浜市の公立中学校昼食は、家庭のライフスタイルや日々の都合に合わせて、ハマ弁、家庭弁当、業者弁当から選べる選択制としており、配達弁当である「ハマ弁」を全中学校で実施しています(ハマ弁パンフレットより)。

ふむふむ、、もちろんその位は知っています。

でも気になるのは、味や使い勝手、実際にどの位の生徒たちが使っているのか!?現場のリアルな声を聞きたい!そして、良いものならばぜひ我が娘にもハマ弁を使って欲しい!!

試食会に潜入

港南区にある横浜市立港南中学校のPTAでハマ弁の試食会を行うと聞き、早速潜入!実際は子どもたちが食べるお昼ですが、今回はあくまでも”保護者目線”で取材をしてきました。(取材日/2020年10月7日)

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当日の試食会では、同校の笠原一校長(右)やPTAの和田嘉一会長(左)をはじめ、役員のみなさん総勢約15人が実食。ハマ弁を初めて食べるという方もちらほら。

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今回は特別ゲストとしてNPO法人横浜ガストロノミ協議会※のシェフも試食会に参戦。横浜市教育委員会のハマ弁担当者も同席するなか、試食会は行われました。

※NPO法人横浜ガストロノミ協議会とは?
横浜の食文化の振興、それに伴う横浜の発展に寄与することを目的に様々な活動をしている団体。子どもたちの食育のため、小中学校で出前授業なども行っています。構成メンバーは横浜市内のホテルや有名店のシェフやパティシエ、バーテンダーなど。

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↑この日のメニューはこちら↑黒ごま醤油からあげ、和風サラダ、こんにゃくのおかか煮、小松菜の生姜炒め、えのきのみそ汁。

コロナ禍での試食会だったので皆さん黙々と食べていましたが、実際食べてみてどうでしたか?交流会では保護者の本音が飛び交いました。

保護者の本音

味については「美味しかった!」と満場一致。特にからあげが人気で「家のからあげにはない味付け」と、ママさんたちも納得。

試食会の日は水曜日でしたが、毎週水曜日は「チキンデー」と称して、からあげやチキン南蛮、竜田揚げなどボリューム満点の鶏肉料理を出しているそうで、注文率も高いとか。

  • 子どもたちにとっては、好きなメニューの日だけ頼めるというのは嬉しいポイントかも。

「からあげは一番人気なので、マンネリ化しないように味のバリエーションが25種類以上もあるんですよ」という説明に、皆さん驚かれていました。

ちなみにハマ弁は大中小とご飯の量が選べるのですが、この日は中盛り。大人の女性だと少し多いかな?と思う量です。女子生徒のママは「うちの娘は小でも残すことがあるみたい」。運動部男子のママは「息子は大ライスでも足りないって、さらにおにぎり持っていくよ」。

  • 中学生になると食べる量にかなり個人差が出てくるようですね。

シェフも絶賛!味と栄養バランスが良い弁当

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試食会に参加したNPO法人ガストロノミ協議会のシェフ3人。左から「ビストロ酒場MarineClub」の総シェフ・竹田直人さん、「シェ・フルール横濱」のオーナーシェフ・飯笹光男さん、日本料理「梅林」の三代目店主・山下英児さん。

  • 「ハマ弁は以前にも食べたことがありますが、本当によくできていますねご飯や汁物も温かく提供されていますし、今日食べたからあげも黒ごまが効いてご飯が進みました。ハマ弁は出始め当時のイメージがよくなかったようですが、今ではものすごく改良されて美味しくなったのが分かります」(竹田さん)。
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「ビストロ酒場MarineClub」の総シェフ・竹田さん

  • 「自分も中学生時代を振り返ってみると『とりあえず肉っ!!』って感じで(笑)男子のお弁当って偏りがちなんです。ハマ弁は肉だけでなく野菜がたっぷり。弁当としての完成度も高く、栄養バランスも満点です」(飯笹さん)。
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「シェ・フルール横濱」のオーナーシェフ・飯笹さん

  • 「私は和食の料理人なので一番気になるのが素材の味なんですが、ハマ弁は素材の味がきちんと生かされていると感じました。食べ終わった後の容器に汁気が残っていなかったので、水切りの処理もきちんとされていて衛生面でも安心ですね」(山下さん)。
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日本料理「梅林」の三代目店主・山下さん

横浜市教育委員会の担当者は「ハマ弁は全て手作りを大切に、よりおふくろの味に近くなるよう頑張っています」と話してくれました。

父さん母さんが語るハマ弁VS家庭弁当

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「試食会では人気メニューが出ることが多いので、逆に生徒たちに人気のないメニューも食べてみたい」と話す港南中学校のPTA会長・和田嘉一さん。

「ハマ弁は何度か試食させてもらったけれど、やっぱり美味しいですね。味付けの濃さもちょうど良い」と高評価。しかし中3の息子さんは、家庭弁当派だそう。「周りの友達が食べていないから」が理由の一つにあるのだとか。”思春期の中学生あるある”かもしれません。

それを受けて笠原校長は「今年の1年生はまず学校に慣れてもらうため、入学から最初の1カ月間はハマ弁をみんなで食べようと呼びかけたので、2、3年生に比べて1年生の注文率は高いんですよ。これからもハマ弁DAYを作ってクラスみんなで食べる機会を増やしていきたいと思います」と話してくれました。

ハマ弁をうまく利用

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ハマ弁について熱く語る副会長の2人。中1の娘がいる森下理絵子さん(左)と中2の息子がいる古屋寛子さん(右)。

森下さんの家では入学後最初の2か月、ほとんど毎日ハマ弁を利用していたそう。

「毎月配られる献立表がすごく美味しそうで、親の方が食べたくなるほど。親子で『どれを注文しようか?』と毎月楽しくチェックしています」。

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確かにこれは美味しそう!今や高級魚であるさんまの竜田揚げや鮭の甘酢あん、秋なすのミートスパゲティ、お月見つくねなど、旬の食材や行事メニューをふんだんに取り入れた日替わり。HP上では全メニューの写真が見られます。https://www.hamaben.jp/user/hamaben-menu

注文はパパの担当だそうで、「このメニュー美味しかったよ!」など娘とのちょっとした会話のきっかけになっているとか。1か月分まとめて注文したり、行事が多い月はその日の様子を見ながら注文をすることも

【記者のなるほど!】

当日の7時30分まで注文できるので、家庭弁当の家庭でもご家庭の朝のセーフティーネットになると思います。スマホやパソコンからたった5秒で注文できて簡単ですよ」と笠原校長。いやいや、5秒は言い過ぎでは?と思っていたら、スマホから注文画面を開いて、ご飯の量を選択して、注文ボタンを押すだけ。これなら忙しい朝もバタバタしないで済みそう!

森下さんは「中学校に入学したばかりの時は、親も子も新しい環境に慣れるのに精いっぱい。ハマ弁を頼むことで心に余裕ができて、子どもの体調の変化などに気を配ってあげることができると思います」と小学生の保護者にアドバイスをくれました。

家庭弁当派も

毎朝5時半(!)に起きてお弁当を作っているという古屋さん。

息子さんがハマ弁を注文しない理由は「試食会でたまたま食べたメニューが好みじゃなかったから」だそう。初めのハマ弁・・・大事ですね。「でも1食で100gの野菜を入れるとか、家のお弁当ではなかなか難しい。その点、ハマ弁は野菜がたっぷりとれるのですごく良いと思います」

記者が、毎日お弁当作るの大変ですよね?と聞くと「でも今だけですから。後で振り返ってよい思い出になればと思って・・・頑張って作っています!」と前向きコメントが。

やっぱり先輩ママの意見は参考になります!!

【記者のなるほど】

個人的には毎日ハマ弁にする気満々でしたが、たまにはお弁当を作ってあげるのもいいかも・・・と思うように。とはいえ、無理は禁物!お弁当作る時間がなーい!明日のメニュー何にしよう?と日々の生活に余裕がなくなってしまっては本末転倒。何より保護者と子どもが、共に笑顔でいられるのが一番です。

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来年4月から中学校給食に‼

来年娘が中学生になる時には、ハマ弁はデリバリー型の中学校給食に変わります。

ハマ弁と大きな仕組みは変わらないけれど、献立作成や衛生管理などを横浜市が直接行うため、これまで以上に国産や地場産の食材を使ったり、多彩なメニューにパワーアップするそうです。

【記者のなるほど】

給食、家庭弁当、業者弁当など、その時のニーズにあわせて選択出来たらよいなと思いました。

  • ハマ弁の最新情報はHPで随時更新中、レシピ動画などもあるのでぜひチェックして見て下さい。https://www.hamaben.jp/

住所

神奈川県横浜市横浜市中区本町6丁目50−10

ホームページ

https://www.hamaben.jp/

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