記者のまちあるき、涼を求めて
水があるところが涼しそうだけど、必ずしもそれがなくてもひんやりはできる―。向かったのは、山北町の三保ダムです。理由は簡単、ダムがある場所は高所だから。得意じゃない自分はひんやりというか、ぞわぞわとできそう―。
イメージしたのは宮ケ瀬ダムのインクライン。ダム建設のために使われた施設が完成後にケーブルカーとして利用されているものですが、最大傾斜角は35度で、そこらへんの絶叫マシンよりもはるかに怖い。
さて、三保ダム。眼前の景色がジオラマかと錯覚する位の奥行きと山々の立体感に圧倒されます。洪水吐付近に立つとなおさらで、カメラを持つ手が震えました。さらに、付近の道路に、一部が下の湖が見えるようになっている場所アリ。写真は撮れません。そこが最強でした。