見ているうちに人形であることを忘れてしまうような、美しい所作や艶っぽい表情が魅力的な人形浄瑠璃を、雰囲気満点の古民家で見てみませんか?川崎市多摩区の日本民家園(小田急線「向ヶ丘遊園駅」徒歩13分)で9月24日(日)、園内にある国指定重要文化財の古民家で人形浄瑠璃を上演します。
年に一度の公演で、国指定重要無形民俗文化財の「相模人形芝居」下中座が演じます。今回の演目は「生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)宿屋~大井川」。お家騒動によって引き裂かれる男女、深雪と阿曾次郎。深雪は彼を想うあまり盲目になり、流浪する悲劇の物語です。
公演では初心者向けの解説や人形を操る体験コーナーもあります。この貴重な機会に、人形浄瑠璃の世界に触れてみて下さい。公演は12時半と14時半の2回。チケットは当日11時から民家園正門にて販売します。各回先着120名。