地域の枠越えて
井土ヶ谷上町第一町内会(佐々木哲夫会長)は、地域の多様なふれあいを大切にする。同第二町内会と共催する夏の恒例行事「納涼夜店」(今年は中止)では、南中学校吹奏楽部の演奏や焼きそばなどの模擬店でにぎわう。
井土ヶ谷の枠を越えた横のつながりを広げようと、昨年3月に南中学校の裏の丘の上で接する弘明寺町北ノ前町内会と合同防災訓練を実施した。「自助」「共助」を考え、地域一丸で災害対策に取り組む。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、現在はは会議以外の集まりを控えている。佐々木会長は「納涼夜店などのイベントは規模を縮小しての開催も検討したが、住民の安全を第一に考え、止むを得ず中止とした。行事がないのは寂しいけど、コロナ収束後にみんなが元気な姿で活動を楽しめるように、気長に待ちたい」と話している。
<タウンニュース南区版2020年9月24日号掲載>