金目川の環境を調査している金目川水系流域ネットワーク(柳川三郎代表)が「アユのおはなし」(A5判、66ページ、税抜100円)をこのほど発刊した。同グループのメンバー50人は「金目川上流に鮎が何匹いるのか」など、金目川の鮎の生態系調査を中心に、2年分の記録をおよそ8カ月かけて一冊にまとめた。
柳川代表は「金目川の環境が以前より改善され、20年ほど前から鮎が住めるようになった。1300年にわたり清流に住む魚が今も自然に残っていることを知ってもらい、鮎を愛してほしい」と話している。
本は「子どもたちに鮎を通して川を学んでほしい」との願いから、山下小学校の4年生や、明石町保育園の年長組に贈呈された。
本の購入希望者は柳川代表【携帯電話】090・9203・9751へ。