やまと豚~♪~やまと豚~♪
FM横浜のラジオCMでお馴染みの「やまと豚」を扱う株式会社フリーデン。「やまと豚」ですが実は、平塚市に本社があります。今回は、記者が本社にお邪魔して「やまと豚」について聞いてみました。
- (株)フリーデンは日本の企業養豚のパイオニア。前身の会社は1960年創業で、ここから日本で多頭飼育、企業養豚を始めた、草分け的企業です。
「やまと豚」は、日本人好みの肉質へ育種改良を重ねて誕生したブランド豚。もちろん、精肉として特定のスーパーなどにも卸していますが、今回はカタログでもひときわ目を引く「やまと豚骨付きハム」をチョイス。記者が実際に食べてみました!
いらっしゃいませ、やまと豚さん
やまと豚骨付きハムは、1頭から2本しかとれない部位を塩せきでじっくり熟成させてから、低温で加熱する昔ながらの製法がこだわり。限定生産なので、手元に届くまでに20日前後の時間を要します。
実際に届いてみると立派な化粧箱にワクワクが止まりません。高まる期待を抑えて早速開封してみると…。
まずは小学生の長男が大はしゃぎ。それもそのはず。顔ほどもある大きさのかたまり肉にテンションが上がらないわけがありません。一方の大人たちは絶句、「えっ、2キロもあるの?冷蔵庫に収納できるかしら??」と料理長の妻がポツリ…。
頭を抱える妻を横目にインターネットで検索すると、すぐに切り分け方の動画を発見(https://www.youtube.com/watch?v=0Lw0byfaJPc)。解説に従えば、いとも簡単にもも肉とスネ肉の分けることができてすんなり冷蔵庫へ。
その日の夕食は、部活から帰宅してお腹を空かせた長女の希望で、もも肉を厚切りにしたハムステーキが食卓に。
芳ばしい匂いと噛むほどに溢れる肉汁に舌鼓をならしながら、瞬く間に2枚をペロリ。
- 原料の「やまと豚」は、きめ細かくて柔らかい肉質で、赤身は上品な旨味を多く含み、脂肪は甘く風味が良いのが特徴です。「食品のミュシュランガイド」と言われている国際味覚審査機構の審査会では、6年連続三ツ星を獲得しています。また、骨付きハムも同審査会で4年連続三ツ星を獲得していて、その美味しさは世界にも認められているのです。
「歯に自信がない」と最初は敬遠していた80代の両親は、薄く切ってパンに挟んだサンドイッチがお気に入り。しっとり柔らかい肉質にご満悦の様子でした。
骨の周りにたっぷり付いたスネ肉は、一口サイズに削ぎ切りにして野菜と煮込めば至極のスープの出来上がり!出汁がたっぷり出てるのに、お肉自体の味もしっかり残って食べ応え抜群!
パンにもゴハンにも合うので、このスープ一つで、忙しい朝や仕事で遅くなった時も助かる!と、働く妻もホクホク顔。
「骨付きだから美味い」の秘密
骨付きハムの美味さの秘密が気になって、フリーデンさんに聞いてみると、「骨の中に美味しさの秘密がある」のだとか。
- 骨の中には旨味成分やコラーゲンがたっぷり含まれていて、加熱調理の過程でこれらが染み出ているそうです。骨のない肉は肉自身の旨味のみですが、骨付き肉は調理の過程で旨味とコラーゲンがプラスされていて、柔らかくて美味しい肉を味わえるのです。
一通りの料理を楽しんだ後は、残った骨をコトコト煮込んで旨味たっぷりの美味しいスープが出来るそうです。レシピを教わりました。
我が家では、3世代の6人家族が「やまと豚骨つきハム」で大盛り上がり。クリスマスや誕生日、記念日などでその場でカットしてサーブすればパーティーのレベルをワンランクアップしてくれそう。もちろん年末や年始の贈答品でも喜ばれるはず。
同社は「安全・安心・美味しさ」を追求する理念のもと、やまと豚を使用したハムやベーコンなどの加工食品も自社工場で製造しています。オンラインショップには、魅力的な数多の商品がズラリと並んでいますが、なかでもロースハムは「湘南ひらつか名産品」にも選ばれている逸品です。本場ドイツの伝統的な製法で作られたウインナーやソーセージなども。
定期的にお得なセールも行われているので、チェックしてみては。