サブカル誘客に活路 文化
来週末、市内で「ヨコカル祭」も
「サブカルチャーで街を元気に」―。市集客促進実行委員会では今月31日(土)、横須賀サブカルチャーフェスティバル(ヨコカル祭)を開催する。
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昨年11月、「横須賀Sプロジェクト」と題したシンポジウムを開催した横須賀市。オンラインゲーム「艦隊これくしょん」の影響もあり、記念艦三笠の入場者数が増加に転ずるなど、アニメ・マンガ・ゲームなどの”サブカル”による地域振興・活性化の可能性に注目。民間事業者との連携も広げている。例えば、横須賀を舞台としたアニメ作品と飲食店とのコラボ企画など、物語に関連した”聖地”としての付加価値要素を求める、新たな観光客層の取り込みに力を入れる。さらに、位置情報ゲーム「Ingress」を積極活用し、”公式ミッション”を設け、市内各地への誘客を展開している。
コスプレイヤー大集結
イベント当日、メーン会場となるのは三笠公園。アニメなどのキャラクターで装飾した車―いわゆる”痛車・萌え車”が約40台展示されるほか、コスプレイヤーによるステージや、特殊メイク体験・撮影ブースもある。開場時間は午前9時から午後4時、雨天決行・荒天中止。
ヨコスカベイサイドポケットで行われるのは、湘南学院・三浦学苑・横須賀学院・横須賀総合高校の吹奏楽部などによる「アニメソング選手権大会」(午前10時から)。午後は、アニメ業界関係者によるトークショーや「アニメギョーカイ時事放談」と題したラジオ公開収録も予定している。イベント詳細は、市観光企画課【電話】046・822・8124