横須賀を車で走行していると「プラザヨコスカ」と書かれた建物をよく目にします。これは創業1928年の安心と実績を誇る「西村葬儀社」が運営する斎場です。約1世紀にわたって、残された遺族の心に寄り添い、故人の人生最後の舞台を演出。長い歴史の中で“お葬式のカタチ”も時代とともに変遷を遂げているそうです。
利用者から多くの信頼を寄せられているという一級葬祭ディレクターの長澤大輝さんに葬儀の現場について詳しく話を聞きました。
今や一般的となった「互助会」発祥の地
お葬式や結婚式といった人生の節目となる儀式に備えて、毎月一定額の費用を積み立てる「互助会」。設立者の西村熊彦氏が、戦後物資が少ない苦しい時代に「地域の皆さまの生活に安心と潤いを」という思いから、安価で経済的に利用できるシステムを考案したそうです。今や国内にある冠婚葬祭業界では一般的な仕組みとなっています。
バラエティーに富んだ4つの斎場
- 駅から徒歩圏内の好立地でワンフロア空間の「プラザヨコスカ中央本社斎場」
- 四季折々の景色が臨める「プラザヨコスカ久里浜斎場」
- モダンなデザインで心安らぐ「プラザヨコスカ衣笠斎場」
- 和を基調に木のぬくもりを感じる「家族の想い 結 北久里浜」
横須賀市内にこの4斎場を構え、それぞれ清潔で綺麗な安置室(計14機)を完備。夜間専属スタッフも在籍しているので「突然のことで自宅に安置できない」という場合でも安心です。ゆったり寛げる部屋や寝室、駐車場も広々としているので、遠方からやって来る人でもストレスなく利用できます。
無駄がないワンストップサービス
①逝去⇒②安置⇒③通夜・葬儀の打ち合わせ⇒④納棺⇒⑤通夜・通夜振る舞い⇒⑥葬儀・告別式⇒⑦出棺・火葬⇒⑧忌中払い(食事)
一連の流れを一級葬祭ディレクター(総勢21名)がワンストップで対応。
祭壇上に故人との思い出写真のスライドショーを映したり、新型コロナ感染対策として大勢での食事を避けた持ち帰り弁当やカタログギフトへの変更など、相談者の意向をより深く汲み取った工夫も凝らしています。
「LINE」による事前相談も可能
ひと昔前には「縁起が悪い」とされてきた事前相談も近年増えていると言います。最近ではアプリ「LINE」を使って、直接スタッフとやり取りができるそうです。
特に多い内容は家族や親戚だけで行う「家族葬」、故人が長年過ごした場所で送る「自宅葬」についてなど。自宅には思い出の品もたくさんあって、落ち着いた気持ちでお別れできるのもいいですね。
エンディングノート無料贈呈
事前相談する方におススメしているのがエンディングノート。斎場では無料でプレゼントしています。
「家族はどのように送り、本人はどう送られたいか」。これをテーマに自分の言葉を書き綴ることで気持ちの整理ができ、今後大切な人と向き合える時間をつくったり、人生を明るく前向きに歩めるきっかけにもなるそうです。
心を込めてお別れをサポート
「参列者の方から『また貴方に頼むよ』と声を掛けてもらった瞬間にやりがいを感じます。葬儀はその人にとって一度きりしかありません。だからこそ、私たちにできる限りのサポートを心を込めて行うことを心掛けています」と長澤さん。
そこには故人を偲び、深い悲しみの淵に立たされた遺族たちに対する熱い想いがありました。