バスの魅力を発信し、ドライバー募集を行うイベント「第2回バス魅力発見デー」が8月24日(日)、横浜市役所1階アトリウムほかで開かれる。午前10時から午後4時まで。入場無料。主催は(一社)神奈川県バス協会=新横浜=、共催は横浜市都市整備局。
物流・運送業界における「2024年問題」や、その前から続くバス運転士不足の解消が目的で、昨年の初開催時には来場者が定員数を超え、好評だった。
午前11時からの第1部は、国産電気バス・エルガEVの開発について、いすゞ自動車株式会社の担当者が講演する。またバスドライバー、運行管理者、採用担当者の3者による座談会も行われ、現在のバス業界の状況や「運転士のやりがい」「どういう人が適正があるか」などの「生の声」を聞ける。
正午からの第2部は、合同会社説明会。横浜市内を中心に稼働する計8社のバス会社それぞれのブースが設けられる。
将来のバス運転士を夢見る子ども向けイベントも実施。2階多目的スペースには、おえかきコーナーや記念撮影コーナー。マスコットキャラクターのはまりんとノッテちゃんが登場する時間も。1階市庁舎北プラザ付近では観光スポット周遊バス「あかいくつ」の展示もある(整理券制)。
同協会や市ではこれまでに、住宅手当補助制度の創設や、魅力再発見のための動画の配信など、バス運転士を目指す人を応援する取組みを行っている。同協会企画部長の中野博晋さんは「運転士には、運転自体が好きな人や、地元の役に立ちたいという思いを持つ人が多い。イベントが少しでもバスに興味を持ってもらえる機会になれば」と参加を呼び掛ける。