人々を惹きつける時代の先端をプロデュース
トレンドを敏感にキャッチし、自分たちの解釈で「かっこいい」を表現、発信していく湘南・茅ヶ崎発のプロデュース集団「Roar Hz(ロアヘルツ)」が2021年秋、本格始動しました。これからどんな「かっこいい」を仕掛けていくか打ち合わせ中のメンバーに、話を聞いてきました。
発起人は3人の茅ヶ崎人。名前のルーツはレゲエから
発起人となったのは、アパレル業のRYOさん、起業家のhayaTさん、飲食業のZUMAさんの茅ヶ崎出身・在住の3人。一度は地元を離れ外の世界を見てきた高感度な3人がひょんな事から出会い、意気投合。「茅ヶ崎が持つ普遍的なかっこよさ」を進化させ、新しいアプローチで発信するプロデュース集団「Roar Hz(ロアヘルツ)」を立ち上げました。
名前の由来は、「LOVE&PEACE」の精神を愛する3人が好んで聴く、ジャマイカ生まれの音楽「レゲエ」から。
ジャマイカのシンボルであるライオンの鳴き声は日本語で「ガオー」。これを英語にすると「ロア」となり、「ライオンの周波数の下に集まった者たち」という意味が込められています。 プロデュース商品はその都度、その道で存在感を発揮するプロフェッショナルたちとともに、イベントなど多岐に渡り仕掛けていくといいます。
世界が注目するCBD入りビール
第1弾として製造したのは、世界が注目する「CBD(シービーディー)」を配合したクラフトビール。
CBD(カンナビジオール)…リラックス効果を期待できる麻の成分の一種で、2017年11月に世界保健機関(WHO)がCBDの安全性を発表すると、それまで一部でしか注目されていなかったCBDは、医療、美容業界などへと広がりました。近年、国内でも注目度が増し、百貨店などでも取り扱いが始まっています。
Roar Hzでは、このCBDを配合したビールを、ブルワーの YOHEIさん、グラフィックアーティストのYUUKIさん、商社勤めのUEPYさんらと作り上げました。YUUKIさんがデザインしたラベルは美しく、ラグジュアリー感を演出。六本木など都内ですでに人気に火が点いており、茅ヶ崎市内で楽しめる店舗は、Roar Hz公式インスタグラムで紹介されています。
「これからもっとおもしろい事を仕掛けていきたい」と発起人の3人。茅ヶ崎のストリートカルチャーシーンを賑わす日が楽しみですね。
※本記事は、タウンニュース茅ヶ崎版2021年11月19日号を加筆・修正して掲載しています