岡上公会堂で12月26日、地元住民を対象にお正月用の松飾りなどを作る催し「しめ縄を作ろう」が行われた(岡上町内会主催)。
参加者らは、ワラを木づちで叩き柔らかくし、ねじり合わせながら輪を作成。ウラジロやゆずり葉など縁起のよい飾りをつけて完成させた。参加者の一人は「講師の皆さんは簡単そうにワラを編むけど、自分でやるとまったくできない。手助けしてもらい何とか形になりました」と感想を話していた。
例年は70人ほどが参加する人気の催しだが、今回は感染症拡大防止のため、定員を半数にし、入場間隔を空けるなど、3密を回避しながら開催された。
同町内会は世代も地域も問わず誰でも集える「いこいの場」として『岡の上カフェ』を開催している。よもぎ団子づくりやマジックショーなど毎月開催し今年で4年目。昨年1年間は新型コロナのためにほぼ中止となり、今回のしめ縄づくりは約10カ月ぶりの開催となった。
同町内会の宮野敏男会長は「久しぶりの開催で皆さんが楽しそうで良かった。感染防止に努めながら、活動できれば」と話していた。