川崎市立日本民家園では現在、昔の子どもと家との関わりなどについて紹介する「家で生まれる、家と育つ-子供の習俗とくらし-」が開催されています。展示期間は5月31日(火)まで。場所は同園内の山下家住宅2階展示室。
今と昔の生活で大きく異なる点の一つとして挙げられるのが「家で新しい命が生まれる」こと。乳幼児期には様々儀礼を行い、家とのつながりを強めました。また、子どもは家の跡継ぎであり、貴重な働き手でした。
そこで今回の企画展示では、子どもにまつわる資料から子どもと家との関わりや習俗についてわかりやすく紹介。昔の風景が現代によみがえります。毎月第4日曜日の14時からは同園民族職員による展示解説も行われます。当日参加自由。
また、2日間に渡る関連講座「子どもを育む家と村」が2月20日・27日のいずれも土曜日に開催されます。時間は13時30分~15時30分。講師は、「村の年中行事と子供たち」/服部比呂美さん(國學院大学兼任講師)・「民家と子供のくらし」/関悦子さん(日本民家園職員)。古民家旧所有者への聞き取り調査や年中行事の調査事例に基づき、子供と家そして村の関係について迫る充実の講座です。有料、事前予約あり。問合せ・詳細は同園ホームページで確認または電話を。
PR・イベントは終了しました。
開催日
2016年1月5日(火)~2016年5月31日(火)
09:30 〜 16:30
費用
入園料のみ
問い合わせ
川崎市立日本民家園
ホームページ
公開日:2016-01-19