第53回小田原梅まつり 開催
第53回小田原梅まつりが2月4日から2月26日の期間開催されます。富士を望み約35,000本の梅が咲き誇る曽我梅林(曽我別所会場)と、天守閣や銅門、常盤木橋など歴史的建造物を背景に約250本が楽しめる小田原城址公園の2か所が会場となります。曽我梅林では十郎や白加賀などの白梅が栽培されており、箱根や富士山を背景に梅の花を楽しむことができます。
小田原の梅
小田原の梅の歴史は古く、北条氏が統治していた以前から梅が栽培されていました。戦国時代には兵糧用にするため、城下に梅の木が多く植えられたといいます。箱根越えの宿場町として栄えた際には、旅人の必需品として梅干しが重宝されました。食用梅の生産が目的のため、曽我梅林のほとんどが白い花の白梅となっています。梅まつり会場になっている曽我梅林や小田原城址公園のほか、小田原フラワーガーデンや、辻村植物公園でも梅の花を観賞できます。
曽我梅林
1月16日の時点で一部ほころび始めたものも。早咲きの十郎が各所で咲き始めています。2月4日頃には十郎が2分~3分咲きになる予想で、2月26日までの期間を通して良い観梅が出来そうです。また、コロナ禍で中止していたイベントも一部再開されます。
梅の木の下で花見を満喫
メインとなる別所会場では、期間中は、曽我別所寿獅子舞保存会が「寿獅子舞」を、別所地区の小学生が「祭囃子」を披露。今年は野外ステージが梅林の中に設置され、花見をしながら楽しめます。また、特産品の販売や食堂も開かれる予定です。(梅の畑への飲食物の持ち込みは可能です。ただし火気厳禁。)
車で来場の際は有料駐車場を利用(今年は駐車場が拡張されました)。期間中の土日祝は上府中公園から無料シャトルバスが運行します。駐車場の場所や開花状況などは曽我別所梅まつり観光協会の公式ホームページで確認することができます。
メインとなる別所会場以外にも、曽我地域全域でイベントが催されます。
五郎十郎市
下曽我商工振興会が2月19日㈰、梅の里センター特設会場で3年ぶりに「しもそが五郎十郎市」を開催。午前10時~午後4時。雨天決行。 地元商店が梅やミカン、野菜などの地場産品や加工品、土産品などを販売するほか、地元朝市会とキッチンカーによるグルメフェスも行われます。ゲストステージでは、あべたけしさんがものまねライブを開催。1部午前11時30分~、2部午後1時30分~。ベンジャミンさんによるバルーンパフォーマンスも随時開催されます。
小さな写真展
小田原市在住の写真家・Sato︱Cさんが2月9日㈭から4月中旬まで、カフェ・ナチュラル(小田原市曽我光海14の1 OSビル1F)で「小さな写真展 ちいさなひかりとはな」を開催します。新作を中心に約20点を展示。午前11時45分~午後2時30分。月・火・水曜日は休み。
尾崎一雄の ゆかりの地巡り
NPO法人小田原ガイド協会が2月27日㈪、作家・尾崎一雄のゆかりの地を巡る「梅の里 下曽我を歩く」を開催。午前9時30分に下曽我駅集合。参加費700円。問い合わせ、申し込みは同法人0465・22・8800。
小田原城址
小田原城址公園では立春青空句会などが行われます。
立春青空句会
日時:令和5年2月4日(土)午前10時00分~午後1時頃
場所:小田原城址公園本丸広場
絵画コンクール
日程:令和5年2月4日(土)~2月28日(火)※市内小・中学生対象
場所:小田原城址公園ほか
レンタサイクルも
梅まつり開催期間中は、レンタサイクル『ぐるりん小田原』の臨時貸出所が梅の里にオープンします。観梅以外にも別所会場近隣の史跡巡りなどにも便利です。梅の香りを感じながらサイクリングを楽しむのもいいですね。
場所:梅の里センター
日時:「小田原梅まつり」開催期間中の土・日曜日、祝日
※午前9時00分~午後4時00分 (最終貸出しは午後3時00分)
※雨天の場合は中止
利用料金:普通自転車 1日 500円
電動アシスト付自転車 1日 1,000円
※貸出時に1,000円の保証金が必要です。
※保証金は自転車返却時に全額返金します。
利用予約:日時・台数・種類を受付電話番号にご連絡ください
予約受付時間 午前9時00分~午後4時00分
受付電話番号 NPO法人小田原ガイド協会 0465-22-8800
臨時貸出所(開所日のみ) 080-4176-2288
問合せ先:NPO法人小田原ガイド協会 0465-22-8800
臨時貸出所(開所日のみ) 080-4176-2288