神奈川県最大級のツツジの名所として知られる「あつぎつつじの丘公園」(厚木市森の里青山23)で4月中旬から、園内のツツジが咲き始めている。

まだつぼみも多いが、園内各地で開花が進む
約5万2千本のツツジが開花する同公園。4月中旬に入り、ミツバツツジなど早咲きの品種は見頃を過ぎたが、今は真っ赤なキリシマツツジが一面の絨毯となって広がっている。

色とりどりの多種多様なツツジが楽しめる
おなじみのオオムラサキはまだつぼみが多いものの、広い園内を歩くと鮮やかな大輪がいくつも目につき、甘い芳香が漂う。毎年5月上旬にかけて、ヒラドツツジやアケボノツツジ、リュウキュウツツジなど種類の違う品種が咲き誇り、来園者の目を楽しめる。園内は歩きやすい散策路も整備され、厚木市の誇る花園はまさにこれからがピークだ。
4月30日にライトアップも
厚木市の観光資源であるツツジを活用しようと、市観光協会では4月30日(土)、同公園内でツツジのライトアップを行う。時間は午後6時から8時まで。入場無料で雨天中止。
会場は園内の貯水池西側で、当日は南側第1駐車場が開放される。闇夜に浮かぶ幻想的なツツジは、昼間とは違った美しさを楽しめる。
ライトアップについて詳しくは、同協会【電話】046・240・1220へ。