地域や世代を問わず気軽に集える「いこいの場」を目的とした「岡の上カフェ」が5月28日、岡上公会堂で行われた。
岡の上カフェは、高齢者や子育て世代などが外出し、多世代が集う機会を創出しようと、片平地域包括支援センターの職員や岡上町内会、民生委員らが中心となって企画を進め、2017年4月から開催。毎月第4土曜日に実施している。
51回目となった今回、前半は本などに挟む栞づくりを実施。会場近くの花壇「さんかくガーデン」に咲いた花も押し花にして使用した。
後半は有志による安来節とハーモニカ演奏が披露され、『バラが咲いた』のハーモニカ演奏に合わせて、参加者もマスクをしながら歌唱。その後、恒例の健康体操で体のストレッチを行い、締めくくった。
自力で会場に来るのが難しい高齢者向けに、運転ボランティアが送迎に協力。毎回の内容は、しめ縄づくりやプロによる楽器演奏など、地域資源を活用しながら、スタッフ総出でアイデアを出している。開始当初から関わる高井よしゑさん(74)と海老沢君枝さん(73)は、「『岡上ならでは』の企画を行っていて、参加者にとっても月に1度の楽しみとなっている」と声を揃える。
次回は6月25日(土)に行われ、七夕飾りを作る。