中原区の真ん中にある19町内会で組織されている小杉地区町内会連絡協議会。町内会活動として力を入れているのは「ニュースポーツ」を通じての交流だ。
コロナ禍での外出自粛の影響により、高齢者を中心に運動不足や対人交流の減少が問題となっている中、同協議会では昨年6月に心身の健康維持や地域交流を目的に「ニュースポーツ体験会」を実施した。
ルールがやさしく誰でも挑戦しやすいニュースポーツ。体験会では9個のマス目にボールを投げ点数を競う「スリーアイズ」をはじめ「スポーツ吹矢」「ドローンサッカー」の3種目を行い、多くの住民が参加し楽しんだ。11月には、町内会別による対抗試合や交流戦も行うなど盛り上がりを見せている。
同協議会では催しを開くのは3年ぶり。小学生から高齢者まで幅広い年齢層が参加した体験会や大会では、真剣ながらも笑顔が絶えない交流会となった。
富岡昭三会長は「感染対策をしっかりしながら、少しでも地域活動を続けていき、顔の見える関係を築いていくことが大切」といい、「ニュースポーツは誰もが参加でき、新しい事に挑戦する楽しさやワクワク感がある。いろいろな種目を試しながら、地域交流につなげたい」と意気込んでいる。