生田町連 4つの課題 区に要望 交通問題や出張所活用【2022年10月21日号】

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生田町連 4つの課題 区に要望 交通問題や出張所活用【2022年10月21日号】
(右から)坂本顕隆副会長、西尾会長、藤井区長=区提供

 生田地区町会連合会(西尾信会長)は10月12日、多摩区の藤井智弘区長に地区内の声をまとめた要望書を提出した。

 生田町連では住みよいまちづくりを推進するため、町内会・自治会の要望を集約。特に広範囲に及ぶ内容や複数の行政機関が絡むものについて区長に提出し、実現を後押ししている。

 今回の要望は【1】オンデマンド交通の本格運用(生田山の手自治会)【2】法面の擁壁工事等の対策(稲目町会・大道自治会)【3】生田出張所のさらなる活用について(月見台自治会)【4】自転車レーンペイントについて(五反田自治会)–の4項目。【1】のオンデマンド交通では、今春行われた乗合タクシーの実証実験の結果や課題の報告を実施主体の企業と市に求めた。【2】の法面については、東生田2丁目1番先の坂道における土砂崩れの危険性を訴え、「専修大生の通学路でもある。被害を未然に防ぐため補強工事が必要」とした。

 新庁舎が昨年開所した【3】生田出張所に関しては、平日21時までと土曜・日曜の会議室利用を要望。「改築の際に地域要望として組み込まれていたが、残念ながら実現できなかった。鍵の受け渡し方法など諸問題の解決策の検討を」とした。【4】は生田8丁目の幅の狭い歩道についてで、歩道を走る自転車の危険性と対策を訴えた。

 「生田地区の皆さんの要望が一つでも多く実現するための力になりたい」と西尾会長。藤井区長は「行政としてしっかりと受け止め、関係部署とも協力しながら検討していく」と述べた。

川崎市町内会・自治会ページ

住所

神奈川県川崎市多摩区

公開日:2022-10-21

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