生田6丁目公園 緑化推進で国交大臣表彰 管理運営協議会が 市唯一【2023年7月14日】

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生田6丁目公園 緑化推進で国交大臣表彰 管理運営協議会が 市唯一【2023年7月14日】
プランターを紹介する玉井会長(左)と東さん

 花と緑の愛護に顕著な功績のあった民間の団体に対して、緑化推進活動の模範としてたたえる第34回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰にこのほど、市内で唯一「生田6丁目公園管理運営協議会」(玉井信重会長)が選ばれた。玉井会長は「熱心に取り組んできたことが評価され、大臣から表彰されるとは驚き。活動の励みになった」と笑顔を見せた。

月見台自治会中心に

 川崎市の場合は「川崎市環境功労者表彰受賞団体」を対象に各道路公園センターの推薦を受け、市が国交省に推薦する。今回は全国で88団体、県内で7団体が選ばれた。

 同会は2006年に有志メンバーで活動を開始。現在は月見台自治会が中心となり、約20人で組織されている。生田6丁目公園(生田6丁目19番)は面積386平方メートル。毎月第1日曜日の午前8時から、自由参加の形式で、公園の樹木の手入れ、花壇の管理・除草、清掃活動などの緑化推進活動に取り組んでいる。

 春と秋には「花苗植え込み活動」を行い、公園内や街角にプランターを設置している。土作りから花苗の植え込み、水やりまで行っている。今春はサルビアやポーチュラカ、マリーゴールドなどを植えた。「季節に合った草花を選んでいる」と玉井会長は話す。

新しい試みも

普段の活動の様子=川崎市提供

 秋の市内統一美化活動にも協力し、公園内はもちろん、周辺の清掃も実施している。昨年3月には新しい取り組みとして、花鉢プレゼントを実施。さまざまな種類の花鉢を地域の人に渡した。同会で事務局長を務める東和廣さんは「コロナ禍で、心が沈みがち。そんなときに、身近に花を楽しんでもらおうという思いで企画した」と話す。同企画は、今年3月に2回目を行い、約150の花鉢を配った。玉井会長は「約20人の小さな団体。小さな公園での活動だが継続をしていきたい」と今後の活動へ意気込みを見せた。

 6月3日に北九州市で表彰式が行われたが、遠方で行けなかったため、7月18日に川崎市役所で福田紀彦市長から表彰状を手渡される予定だ。

川崎市町内会・自治会ページ

住所

神奈川県川崎市多摩区

公開日:2023-07-14

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