＜潜入レポ＞小田急線高座渋谷駅前のそろばん教室「JOYそろあんクラブ」再注目される理由を探る！＠大和市

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小田急線高座渋谷駅前にそろばん教室「JOYそろあんクラブ」。サークルから始まり、2024年12月に10周年を迎えます。デジタル時代が進む一方で、子どもの「集中力」や「思考力」を養うツールとして、そろばんが再注目されています。

今回は約100人の生徒が在籍しているJOYそろあんクラブの講師の方に教室をご紹介いただきました。

デジタル時代の今、そろばんが再ブームに

そろばんは近年、子どもの能力や基礎学力向上に役立つと言われ、注目されています。教育現場でも小学３、４年生でそろばんの授業が導入されています。そろばんを継続的に使い脳の機能を鍛えることで、そろばんだけでなく他の物事にも効果が生まれるようです。「そろばんの歴史は長く、昔も今もそしてこれからもそろばんを楽しく学習し、そしてたくさんの級を取得して欲しいです」と、講師の方は話されていました。

授業中の様子

発想力やひらめき力が鍛えられる

そろばんには様々な効果があるといわれていますが、大きくは以下の3つ。

記憶力が良くなる
頭の回転が良くなる
やる気や向上心が高くなる

その学習を繰り返すことによりこの結果を出してくれました。

: 教室内にずらりと並ぶ検定試験の賞状①

: 教室内にずらりと並ぶ検定試験の賞状②

: 大会でも優秀な成績を収める

数字の概念が理解できるのは３、４歳児だそうです。その頃からそろばんを始めることも良いでしょう。現在、幼児・小学生・中学生の生徒さんが在籍しています。

大事な基礎・基本指導を実施

そろばんの学習は、数字の大きさから始まり、「くり上がり」や「くり下がり」（たせない・ひけない）を繰り返すことから始まります。これらの基本的な指使いができないと、進級するにつれて速算に支障をきたす可能性があります。そのため、基本的な技術の習得は非常に重要です。基本を身につけると、時間を計る訓練を始め、段階的な進級を目指すことができます。

そろばんの学習には、珠算、暗算、フラッシュ暗算が含まれます。珠算は、見取り算から始まり、かけ算やわり算などの計算を行います。級が上がるにつれて、桁数や口数が増えていきます。上級の段階では段位を指導し、段位検定へも挑戦します。

暗算では、珠算式暗算に重点を置いて指導しています。頭の中で「イメージのそろばんの珠」を使って計算を行うため、実際のそろばんは使用しません。珠算式暗算をマスターすることで、いつでもどこでも暗算が可能となります。これは非常に便利なスキルです。

フラッシュ暗算は、コンピュータの画面に表示される数字を珠算式暗算で計算するものです。実際のそろばんを使わず、頭の中でそろばんをイメージして計算します。したがって、基礎・基本が重要であることが理解されます。