川崎市麻生区赤十字奉仕団(横山昭委員長)は11月14日、麻生区の栗木御嶽神社で実施された栗木町内会(仲林久夫会長)の防災訓練で、けがなどをした時の応急手当の方法などを指導した。
同団のボランティア活動の一環で、さまざまな団体や町会に出張して行っている取り組み。今回は、コロナ禍が明けて同町内会で5年ぶりに行われた防災訓練に参加し、住民や近隣の高校に通う生徒らに対してけがなどで一刻を争う人命救助に備え、AED(自動体外式除細動器)の操作や三角巾を使った応急手当のコツなどを教えた。
横山委員長は「災害時にインフラが機能しなくなったら、自助共助が必要になる。今後も数を重ねて説明技術を高めていきたい」と話した。
同団は今年度発足40周年。現在35人が在籍し、健康支援や美化、献血活動などを行っている。