茅ヶ崎市の4大イベントの一つで、夏の風物詩として親しまれている「サザンビーチちがさき花火大会」が8月2日㈯に開催されます。茅ヶ崎市と共同事務局を担う市観光協会では今年も、インターネットなどを通じて資金を調達するクラウドファンディング(以下クラファン)を実施。協賛を広く募り、安定的な運営につなげたい考えです。
同花火大会がクラファンを実施するのは今年で2回目。昨年は周知不足もあって55万2000円だったことから、今回は1人当たり100円からの協賛を呼び掛けています。目標額100万円(6月10日時点で支援者55人、支援総額6万900円)の達成を目指してます。
同花火大会は今年で51回目。昨年は約5万人の観客が来場しました。これまで実行委員会形式で行われてきましたが、今年は茅ヶ崎市と観光協会の共催となり、共同事務局を立ち上げて運営しています。
開催費用は市の予算や観光協会が集めた協賛金などに加え、有料席の売り上げを含む総予算でまかなわれてきましたが、近年は物価高騰や企業・団体からの支援が縮小傾向に。この状態が続けば、中止の可能性もあることから事務局では市民からの協力を求めていくため今回、クラファンを強化したといいいます。
希望者は観光協会のホームページへ。協賛すると同花火大会のオリジナル壁紙が贈られます。締め切りは8月3日㈰。事務局の河井朋洋さんは「市民の皆さんの力で花火大会を持続的に開催できるようご協力をお願いします」と話しています。