伊勢原市日向の「日向薬師(ひなたやくし)・宝城坊」で4月15日(日)、春季例大祭「本尊開扉大法会」が行われます。
日本三薬師としても知られる日向薬師・宝城坊は、霊亀2年(716年)に開山されたと伝えられる古刹。2016年には270年ぶりとなる大改修を終え、日本最大級といわれる美しい茅葺き屋根の本堂を見ることができます。
かながわのまつり50選にも選ばれる春季例大祭。当日は年に5日間しか開帳されない本尊・薬師如来三尊像が拝観できるとあって、県内外から多くの参拝客が集まります。
祭りのメーンは、市の登録無形文化財にも指定され、山伏の姿を今に伝える「神木のぼり」。山伏の姿をした修験者が高さ5mのシイの木に登り安全祈願の口上を読み上げ、四方の邪気を弓矢で祓います。
しゅげんちゃん「厄除けステッカー」などプレゼント
地元有志で組織される神木のぼり保存会では昨年、修験者をイメージしたキャラクター「日向のしゅげんちゃん」を制作。今年の神木のぼり終了後には、このしゅげんちゃんの描かれた「厄除けステッカー」「キーホルダー」(各250個)、地元伊勢原の卵(20個パック×50個)を参拝者に抽選でプレゼントします。
春の美しい自然と歴史が融合する伊勢原市の日向地区。この機会にぜひ訪れてみては。