矢向・江ケ崎・尻手の歴史資料室及び交流室「史季の郷」で9月末まで、同地区を中心に戦時中の歴史を伝える「戦争展」が開かれている。
第二次世界大戦などで矢向や江ケ崎、尻手の地域も影響を受けた史実を伝え、平和の大切さや戦争について考える機会になればと行っているもの。
館内には、地域住民から寄贈された戦時中に実際に使われた海軍制服や軍隊手帳、玉音放送を聞いたラジオ、当時の新聞などを展示。また、戦時中の日記や当時の食料事情、同地区の疎開図や空襲被害地の史料などを写真と見ることができる。同館理事の間口健一さんは「地域の歴史を知る機会がだんだん減ってきている。次世代に繋げていくためにも、地域の歴史に興味を持つ機会になれば」と呼びかけている。
同館は新鶴見小学校横にある。開館は火曜・木曜が午前10時から正午、土日は10時から4時。