山北町地方史研究会主催による文化講演会が、3月17日に山北町立生涯学習センター3階、視聴覚ホールで開催されます。事前申込不要で入場無料なので、気軽に参加できます。
講師は土木学会フェローでオンライン土木博物館「ドボ博」担当の小野田滋さん。演題は「山北町の鉄道遺産」です。
御殿場線は東海道本線だった
明治22年に東海道線「新橋ー神戸」間が開通した際は、現在の御殿場線が東海道本線でした。昭和9年に丹那トンネルが開通して、東海道本線は国府津から小田原・熱海を経て沼津にぬける事になり、「国府津ー沼津」間は御殿場線となりました。
御殿場線が東海道本線であったころ、山北町は駅を中心に鉄道の町として栄えていました。その名残として、町内には鉄道遺産が残されています。当日はこれらの建造物について、お話しを聞きます。