昨年、障害者サーフィンの世界選手権で2連覇を果たした内田一音(かずね)さん(津在住)が5月12日(日)、由比ヶ浜海岸で障害者対象のサーフィン体験会を実施する。
股関節に先天的な障害を抱えながらも、2010年に健常者のサーファーのプロ資格を取得し、昨年世界2連覇を達成。日本サーフィン連盟の湘南鎌倉支部長も務めている内田さん。体験会は、「障害があってもサーフィンを楽しめることを知り、体験してほしい」と企画した。「楽しくて自分用のウェットスーツを作った人もいます。ぜひ参加を」と呼びかける。
障害者対象で、発達障害の人は中学生未満に限る。参加費は保険代を含む3000円。午前11時から午後2時まで。水着は持参。希望者は住所・氏名・年齢・電話番号・障害の程度を添え、【メール】kazune.uchida@gmail.comへ申し込みを。定員は10人。
支援者募集中
内田さんは、障害者でも海を楽しめる常設の「バリアフリービーチ」を今夏、由比ガ浜で実現しようと準備を進めている。
砂浜にマットを敷くことで、車いす等でも自由に海に行ける環境を作りたいという。必要なマットは1メートルあたり3万円ほどかかる。「最低でも100メートルは用意したい」と内田さん。今後、クラウドファンディングや口座への寄付などを募る予定だ。
詳細は決まり次第、Facebookなどで掲載予定。「Facebook 内田一音」で検索。