東京都は、文化の日を中心に10月29日〜11月6日までを「東京文化財ウィーク」とし、都内全域の文化財の公開や、文化財に関わる様々な企画事業を実施する。多摩市でも、市の文化財である旧多摩聖蹟記念館(都立桜ヶ丘公園内)と、旧富澤家(多摩中央公園内)で10月22日(土)から特別展を開催する。
皇室ゆかりのモノ展示
旧多摩聖蹟記念館で開催されるのが、特別展「『聖蹟』を語るモノたち〜旧多摩聖蹟記念館所蔵の皇室ゆかりの品々〜」。
同館の生みの親である田中光顕は晩年、同志であった幕末の志士たちや、宮内大臣として仕えた明治天皇を顕彰する活動を展開。同館には、幕末の志士たちの遺墨や明治天皇をはじめ皇室に関連する資料が残されている。その同館に残されている明治天皇が使用した杖や茶碗、大正天皇が田中光顕に宛てた手紙などを展示し、「聖蹟」がどのようなモノで語られてきたのかを紹介する内容となっている。
展示期間は12月11日(日)まで。開館時間は午前10時〜午後4時。毎週月・水曜、11月24日(木)は休館(23日(祝)は開館)。入場無料。
新選組との関わりを
旧富澤家では「旧富澤家ゆかりの人々〜富澤家と新選組を中心として〜」と題し、幕末の多摩連光寺の名主であった15代当主・富澤正恕、富澤家の役割と縁の人々との関係、特に新選組との関わりを中心に資料を展示する。
展示期間は11月27日まで。開館時間は午前9時半〜午後4時半。毎週月曜、11月15日(火)・16日(水)は休館。入場無料。
問い合わせは、多摩市教育委員会文化財係【電話】042・338・6883へ。
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開催日
2016年10月22日(土)~2016年12月11日(日)
10:00 〜 16:00
問い合わせ
多摩市教育委員会教育振興課文化財係
公開日:2016-10-24