地域密着39年、小さなリフォームから中学校の体育館といった公共工事まで、信頼と実績で応え続けている湘南営繕協会(最上重夫社長)。同社のもう1つの顔が「社会貢献」だ。
特に大きな「貢献」となっているのが「大相撲藤沢場所」の開催と「献血活動」。
大相撲藤沢場所は2年連続コロナ禍で中止となっているが、過去27回、毎年春に開催し、地方巡業では最長記録を更新。藤沢の名物として知られている。場所を取り仕切る勧進元を最上社長が務め、事務局を同社が務めている。「地域の皆さんに日本の文化、国技の大相撲を楽しんでほしい」と最上社長。さらに、子どもたちにも親しんでもらいたいと相撲部屋の協力を得て地元小中学校で競技を肌で感じる授業を展開、大好評だ。

大相撲の火を次代につなぎたいと実施している特別授業
また、献血では日赤と協力し、今年、最上社長が名誉支会長になった紺綬有功会藤沢支会として活動。コロナ禍でも献血者を減らすまいとイベント、キャンペーンを仕掛けている。合言葉は「人を救えるのは人」だ。そのほか、障がい者作業所への寄付や児童見守りなど幅広く地域に貢献。最上社長は続けることは苦労も多いが「育ててくれた地域への恩返しは地元企業として、個人としての使命」と語り、「今後も続けていきたい」と意気込む。SDGsと銘打たれ、注目される社会貢献。同社は先取りで取り組む「先見」企業だ。

「人を救えるのは人だけだ」を合言葉に献血にも取り組む最上社長
私たちが取り組むSDGs目標