開館15周年記念イヤー中の町田市民文学館ことばらんど(原町田4の16の17)が、夏休みに合わせ10月3日(日)まで「つながる・つながれ!のりものえほん展」を開催している。午前10時〜午後5時。観覧料無料。
生活の足として人と人、街と街、都市と都市をつないでいるバスや電車に代表される「のりもの」たち。スピードへのあこがれや物を運ぶ力強さ、見た目の恰好良さなど、時代を超えて子どもも大人もわくわくさせてくれる。会場には溝口イタル「しあわせのドクターイエロー」(交通新聞社)、石橋真樹子「フェリーターミナルのいちにち」(福音館書店)といった絵本の原画を展示。身近な路線バスや地下鉄、特別感のある特急列車、新幹線、フェリーなど、のりものの魅力を紹介している。
原画の迫力満点
「色の鮮やかさや本来のサイズ感、より迫力と繊細さを感じられるのが原画の魅力」と話す同館の山端穂さん。アトリエminamoの協力により鉄道ジオラマも展示され、開催初日の7月31日は午前中から親子連れでにぎわった。幼稚園の案内で知って父親と相模原市から来場した高橋立輝(りつき)くん(4)は、午前中に来て昼食後に再度足を運ぶほど夢中になっていた。電車が大好きで「Nゲージも絵も見ているだけで楽しい」とコメント。
「ダンボールで電車をつくろう!」などのワークショップも開催予定
期間中は関連イベントとしてワークショップも行われる。8月11日(水)は「ダンボールで電車をつくろう!」。参加費660円(材料費)。24日(火)は「木で作るピン・ポン・バス」。参加費無料。小学3年生〜中学生が対象で定員15人。申込みは同館【電話】042・739・3420へ。