綱島に開院して26年、駅徒歩1分のトータルケア綱島は、鍼灸・マッサージ等を組み合わせた施術で、一人一人の身体の不調に沿ったアプローチを行っています。
今はコロナ禍が続き、ストレスの蓄積を訴える人は多い。そこで、トータルケア綱島の大谷恵治院長に、そのケア法等について聞いてみました。
ストレスを感じると、ストレスホルモンとも呼ばれる、コルチゾールというホルモンが副腎から分泌されます。このホルモンの働きにより血管が収縮するため、過剰に分泌されると血流が悪くなり、内臓機能に負担がかかると大谷先生は言います。この状態はまた、冷え性や肩こり、不眠の原因になることもあるため、早めのケアがおすすめだとか。昨年来のコロナ禍で、トータルケア綱島に通う人の中でも、ストレスからくる不調を訴える人が増えているそうです。
- 大谷院長によると、ストレスケアのためには、まずは「食」や「睡眠」といった規則正しい生活を送りエネルギーを蓄えることだというが、ここではさらに、血流改善を促し、ストレスケアにもつながる「ツボ」や、自宅で簡単にできる運動を紹介します。※すべて個人差があります
足に「ツボ」が集中!
三陰交(さんいんこう)、足三里(あしさんり)、湧泉(ゆうせん)は、どれも足にある「ツボ」。これらを刺激すると内臓機能を整えることができます。
刺激する方法は、それぞれを指で押す、または灸などで温めること。指で押す場合は、およそ5秒間、「痛気持ちいい」程度に押し込んで、5秒間、指を離すことを、1度に5回~10回、1日数回行います。
また、手の「ツボ」で紹介するのが、合谷(ごうこく)。ストレスを感じた時に、イチ押しの「ツボ」です。刺激する方法は、前述の足の「ツボ」と同様です。
さらに、頭のてっぺんにある「ツボ」が百会(ひゃくえ)。ここを、爪楊枝10本ほどを輪ゴムでまとめ、持ち手(尖っていない、溝がある側)の方で、痛くない程度に数回押します。ストレスや不眠に効果的な「ツボ」だそうです。
自宅で運動、無理せずに!
次に大谷院長の画像とともに紹介するのは、自宅で簡単にできる運動法。これにより、身体のバランスが整えられ、また緊張もほぐれるので血流改善にもつながるといいます。※すべて個人差があります
まずは仰向けになって膝を立て、両足をどちらか倒しやすい方に倒して5秒間キープ(写真①)。次に、足を正面に戻し腰を浮かせて10秒間(写真②)。
さらに仰向けの状態から両足を両腕で抱え、天井方向に伸ばそうとする足を両腕で押さえるイメージで5秒間保ち、これを3回繰り返します(写真③)。この動作は筋緊張を緩め、ストレス改善にもつながります。続いて四つん這いの状態から、胸を張るようにして左右の肩甲骨を近づけながらお尻を出すこと10秒間(写真④)。
以上が、ストレスをケアするために自宅で簡単にできる運動法。時間を見つけて試してみてはいかがでしょうか。ただし、「くれぐれも痛みや違和感があったら、無理をせずに中止を」と大谷院長は話しています。
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