コロナ禍のピークで報じられた大病院の医療のひっ迫。この経験から導き出されるのは、やはり「地域医療の充実が市民生活の大きな安心を生む」と話すのは深澤基児院長。同院では、市民に安心を届ける地域医療機関を掲げ、常勤麻酔科医を含めた医師、看護師ほかスタッフの充実、加えて設備投資にも力を入れ、より大きな安心につなげている。
2名の日本内視鏡外科技術認定医による腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術や、大腸肛門専門医による大腸ポリープ切除、肛門手術など日帰り手術を年間500例行っている。これは県内の大病院をしのぐ数。治療のほか、健診、予防接種などトータルで市民の健康を守る。「幅広く、質高く、これからも皆さんに貢献していきたい」と深澤院長は改めて決意を語った。