絶景、辞書を引くと非常に優れた景色とありました。だとすれば、山北町平山にある洒水の滝の観瀑台は、個人的な感想ではありますが、文句なしにこれに該当します。季節を変えて、何度でも訪れたい場所と言えるでしょう。
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生き物のように見えて来る階段
しかし、いい景色とはいつでも試練の先にあるもので…。今回も226段の階段が待ち受けています。山なので当然ですが、段の角度もなかなか。履きなれた運動靴、ズボン、タオルや飲み物持参がおすすめです。渡り初めの式典で「日本の滝100選に選定される名瀑は観光スポットとして素晴らしいが、健康づくり、体力づくりのスポットにもいいのでは」と挨拶されている方がいましたが、まさしくその通りだと思います。
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階段を登らなくてもOK
地上40mの観瀑台はこれまでにない、滝つぼを見下ろすようなアングル。岩肌を流れ落ちる迫力の水流も近く、圧巻です。ちなみに「226段は無理」という方でも、40段位昇れば視界の真正面にそれはそれは見事な滝を眺めることができます。誰もが全部上れるわけではありませんしね。コレ、計算されたものだとしたらスゴイです。えー、いずれにしましても、ここでは山の中を這う龍のような階段だけご紹介しておきます。絶景は実際に訪れて感じてみてください(笑)。