藤沢市の遠藤地区は、今も田畑が広がり豊かな自然を感じられる藤沢屈指のスポット。この遠藤地区にあるのが、「遠藤まほろばの里 藤沢えびね・やまゆり園」です。園内を散策しながら約130種類の山野草を愛でることができます。
同園は、里山の景観保全や活用に取り組むNPO法人「里地里山景観と農業の再生プロジェクト」が運営しています。広さ約8,000㎡の竹林を整備しており、園内の歩道整備や下草の処理、山野草の植栽はこの会の会員約40人が手作業で行っています。
同園の山野草のほとんどは日本在来のものといいます。園路に沿って、エビネやヤマユリ、ヤマアジサイ、レンゲショウマなどの花々が咲いています。4月はエビネのほかにユキワリソウやイカリソウ、キンラン、ギンランといった山野草が楽しめます。
今年度の開園は8月14日(日)まで。4月9日(土)〜24日(日)までエビネやヤマユリなどの苗を販売するフェアも開催しています。開園は午前9時から4時。入園料300円です。