桐光学園高等学校(麻生区)に通う生徒3人が、コロナ禍の影響を受けている子育て中の女性を対象にした支援イベントを企画。5月19日(木)、下沼部のNEC玉川事業場で開催する。午後4時から7時まで。川崎市社会福祉協議会、NECプロボノ倶楽部が協力。
リーダーの篠原花蓮さん(3年)が、コロナ禍で困窮するシングルマザーのために何かしたいと行動を起こしたのは2021年6月。ダンス部で部長を務める橋本さや花さん、女性の人権問題に関心を寄せるクラスメートの添田理奈さんに声を掛け、3人で活動をスタートさせた。
食料品の配布や相談会、遊べるコーナーなど
当日はフードバンクと寄付で集めた食料品などを配布するほか、社協の専門相談員による情報提供と相談会を実施。子どもたちには紙せっけんを作ったり、新幹線を見ながら遊べるコーナーを用意する。篠原さんは「受験生なので継続的な活動はできないが、この機会に支援制度のことなどを知ってもらえたら」と話す。保育士を目指す友人らもボランティアで参加するなど協力者も増えた。「自分たちにとっても将来の夢を実現するための学びの場にしたい」と意気込む。
申込みは5月15日まで
参加無料。事前申込制で先着80人。5月15日までにかわさき市民活動ポータルサイトの専用フォームで申込む。