タウンニュース茅ヶ崎編集室では、茅ヶ崎市との協働で運営しているウェブマガジン「#ちがすき」の活動の一環として、6月4日に木製コンポスト「キエーロ」の製作ワークショップを行いました。当日の様子を本紙記者Iがレポートします。
5組9名が参加
会場は茅ヶ崎市と藤沢市の市境にあるDIYレンタルスペース「MEE工房」。ディスプレイ装飾業を手掛ける久保徹さん(61)が、4月から地域向けに開放しています。
この日集まったのは5組9人の皆さん。ご夫婦、40代のお母さんと高校生の息子さん、70代のお母さんと娘さんなど様々です。
まずは本紙記者Oからキエーロについて説明と使用上の注意についてのレクチャー。キエーロは、土の中に生ごみを入れてバクテリアと太陽光、通風の力で分解する「生ごみ処理機」で、においや虫が発生しにくいのが特徴です。2022年4月にごみの有料化が始まったこともあって皆さん関心が高いようです。
作業に悪戦苦闘!
今回は、コンパクトなベランダサイズの製作にチャレンジします。いよいよ作業スタート…と行きたいところですが、参加された方のほとんどがDIYの経験がないとのこと。「どこから手をつけて良いのか分からない」「工具類も使ったことがない」と戸惑いが隠せません。
しかし久保さんの指導を受けながら進めていくと徐々にコツを掴み出し、作業スピードも一気にアップ。
参加者全員が予定通り1時間半ほどで完成まで漕ぎつけました。「DIYは初めてだったけれど、モノ作りの楽しさを知ることができた。またやってみたい」「これからキエーロを使っていくことが楽しみ」と感想を話してくれました。
スペシャルサンクス
ちなみに今回使用した木材は、木と人をつなぐことを理念に掲げ、木の大切さを子どもたちに伝える「木育」事業を展開する「ウッドコンシェルジュ3代目」(https://www.woodconcierge3.com/)様にご提供いただきました。佐々木友路社長ありがとうございました!