海のイメージが強い藤沢市ですが、北部に目を向けると豊かな田園地帯が広がっています。毎年5月中旬になると田んぼの水入れが始まり、6月から7月にかけては青々とした稲穂が天に向かって成長する姿を見ることができます。
そんな藤沢の風物詩が、インスタグラム上で話題になっていました。話題の写真は、薄く張られた水面に山の稜線や青空、夕日がきれいに反射した一枚。調べてみると、どうやら引地川にまたがる大庭大橋(藤沢市稲荷)で撮影すると、この幻想的な風景が撮影できるかもしれないということが分かりました。
記者も早速撮影に。引地川親水公園から引地川沿いを歩いて約1㎞、さらに橋の上まで歩いて移動すると、そこには絶景が。これまで車で通りすぎることはあっても、歩いて探してみることで見つけたきれいな風景に感動しました。おすすめは、日没の前後30分間のマジックアワー。刻々と変わりゆく光の加減と、頬をなでる爽やかな風が気持ちいい時間を演出します。
※車等の往来もありますのでご注意ください
また、大庭大橋の近くには湘南市場(湘南藤沢地方卸売市場関連事業者協会)があり、毎週水曜日・日曜日、祝日以外の午前6時から午後2時まで買い物や食事を楽しむことができます。これも新たな藤沢の魅力の発見ですね。