桑都日本遺産センター八王子博物館(はちはく)で企画展「山車と宮大工」が、7月18日(月)まで開催されている。今回は八幡町旧1丁目の山車人形「神武天皇」の衣装(明治時代)、八木町山車彫刻(大正時代)を初公開。山車の修理を手がける宮大工が使う道具や、加工した部材を展示している。
3年ぶりに開催される「八王子まつり」
コロナの影響で一昨年と昨年は中止となり、今年は8月5日(金)から3日間、3年ぶりに開催される「八王子まつり」。市指定有形文化財12台を含む19台の山車が巡行する、関東屈指の山車祭りとして知られる。動く文化財として、破損や傷みが生じる八王子の山車。同展では建造から修理まで、山車の継承に大きな役割を果たしてきた宮大工に焦点を当てている。
開館時間は午前10時から午後7時。入館無料。問合せは同館【電話】042・622・8939。