相模原市民混声合唱団(江成正幸団長)が創立40周年を迎えた。7月18日(月・祝)には相模女子大学グリーホール大ホールで3年ぶりとなる記念公演を行う。
同合唱団は、1980年に催された相模原市民会館15周年記念の「第九演奏会」に公募した合唱団「相模原市第九をうたう会」のメンバーを中心に82年、約60人で設立。当時は県央地域で最も大きな合唱団といわれた。
現在は47人で、毎週土曜日に南公民館などで行う練習には南区内を中心に座間や田名、橋本からも参加する。メンバーは60代が中心。4代目団長の江成さんは創立時から在籍するメンバーの一人。「40年はアッという間だった。様々な人生を辿ってきた人たちの集まりで、20代、30代の新入団員もおり常に新しい発見がある」と振り返る。中には夫婦や母娘で活動するメンバーもいる。
活動は定期演奏会の他、相模原市民交響楽団との合同演奏会や市・県の合唱コンクールなどにも参加、入賞の実績もある。2021年にはさがみはらSDGsパートナーにも登録された。
中止公演の演奏曲満を持して披露目
新型コロナの影響で20年3月から公共施設が使えない期間は活動休止。予定した公演も中止が続いた。再開後も練習では合唱用のマスクを着用するなど様々な制限を強いられた。
そんな中ようやくこぎつけた節目の公演。曲目は混声合唱団とピアノのための組曲「鎮魂の賦」や中島みゆきさんの「時代」「地上の星」「糸」など新型コロナの影響で中止となった20年で披露する予定だった演目が中心となる。
午後2時開演。チケットは全席自由で1000円。問合せは間宮さん【携帯電話】090・9834・9200。