南足柄市は市制施行50周年記念事業として実施する「万葉の里・南足柄短歌大会」の作品を募集している。最優秀作品は、歌碑を制作し、足柄万葉公園(矢倉沢)に設置するという。
南足柄市は今年4月1日に市制施行50周年を迎えた。これを記念し、今年度さまざまな事業を実施し、PRにつなげていく考え。
短歌大会もその一環。市によれば、日本で最も古い和歌集である万葉集には、足柄をテーマにしたものが17首あるといい、東海道の交通の要所だった足柄峠には「足柄万葉公園」があるなど、金太郎で知られる南足柄は、万葉の里でもあるという。大会を通して、こうした歴史を後世につないでいきたいという思いもある。
短歌は自由題、もしくは「あしがら」をテーマに1人2首以内。高校生以上の一般の部と小中学生の部があり、それぞれの部で最優秀賞1、優秀賞5、市長賞1、市議会議長賞を選ぶ。応募は郵送と電子メールで受け付け。締切は9月5日(月)必着。応募詳細は市役所ホームページ(https://www.city.minamiashigara.kanagawa.jp/kankou/topics/tankataikai.html)。