【取材レポートVol.4】菅田町の「暮らしの保健室よこはま」に行ってみたら、地域の誰もに優しい憩いの場所でした

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【取材レポートVol.4】菅田町の「暮らしの保健室よこはま」に行ってみたら、地域の誰もに優しい憩いの場所でした
代表の金子さん。ロゴマークは「ハチドリ」

横浜市神奈川区菅田町に自分や家族のちょっとした困りごとを気軽に相談できる「暮らしの保健室よこはま」という場所があると聞き、取材に伺いました。

暮らしの保健室とは?

暮らしの保健室は健康や介護、暮らしの中での様々な困りごとを、看護や医療の専門家に気軽に相談できる場所。地域の経験豊富な医療の専門家による活動です。誰でも予約なしに無料で利用できます。

  • 「暮らしの保健室よこはま」は、20年以上看護の仕事に携わる金子真弓さんが自宅を改装し2019年9月に開設。月に3、4回ほどのペースで開き、看護師や保健師などを含め6人で運営されています。「café KURIKINDI(カフェクリキンディ)」というカフェが併設されているのが特徴です。

カフェを併設した多世代交流の場に

金子さんは「相談だけに足を運ぶのはハードルが高いので、くつろぎながら気軽に話せる場所を目指しカフェを作りました」と暮らしの保健室の活動日に合わせてカフェを営業しています。カフェでの会話から暮らしの保健室の相談につながることもあるそうで、健康や暮らしの困りごとを気軽に相談できる場所となっています。

多世代が交流するカフェ

保健室、カフェともに営業日は不定期のため、お問い合わせください

落ち着いた雰囲気の相談室

取材メモ:取材時にカフェで子育て中の家族や地域の方が会話を弾ませながら楽しんでいました。本やピアノなど様々な会話の種がまかれていて、誰でも会話しやすい居心地の良さが印象的でした。

豊かに暮らすための「ひとしずく」の活動に

 

金子さんに暮らしの保健室を開設した経緯と今後の活動について聞きました。

42歳で大学に

「『これからの時代、高齢者が豊かに暮らすためにはどんなことができるのだろう?』と看護の仕事に携わるなかで考えるようになりました。そして42歳から大学の社会福祉学科で地域福祉やソーシャルビジネスを学び、たどり着いた活動が暮らしの保健室でした」

育った菅田町で

「私は菅田町で生まれ育ちましたが、30代くらいまではアクセスの不便さや田舎らしさがあまり好きではありませんでした。今は幼少期にお世話になった方やたくさんの人との繋がりがあり、少しでも力になりたいと、この町に暮らしの保健室を開設しました」

同じ想いを持つ人と

南米の伝承。森の火事で動物たちが逃げ惑う中、ハチドリだけが1滴ずつ水を運んで火に落とす

「豊かな暮らしの手助けするために小さなハチドリが水を1滴ずつ運ぶように、私は私にできることをしています。今後は同じような想いを持つ方たちと繋がりながら、続けていきたいです」

取材を終えて

暮らしの保健室よこはまは、金子さんが生まれ育った町で自分のキャリアを活かし始めた活動です。皆さんもできることから気軽に地域活動を始めてみませんか?そんな方が増えることで神奈川区がもっと住みやすいまちになると思います。

「かながわ支え愛プラン」のページへ

住所

神奈川県横浜市神奈川区菅田町2645

問い合わせ

暮らしの保健室よこはま

メールアドレス

hokenshitsu.yokohama@gmail.com

ホームページ

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公開日:2022-09-30

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